梅安針供養 の商品レビュー
仕掛人シリーズの第4…
仕掛人シリーズの第4作目にしてシリーズ初の長編。いいですね。複数の仕掛人と元締、そして1作目から続く人間関係も複雑に入り組み、次の展開が気になりどんどんと本にのめり込んでいった。単なる殺し屋の話ではなく、人情話にもなっているところも流石です。これぞ池波御大の筆力です。
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気のすすまない女殺し…
気のすすまない女殺しの仕掛けと闇討ちに遭った若い侍との関連は?梅安の針供養。
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2023.12.09 善と悪とは紙一重。 この感想を書く前に、和歌山県の職員 部長だから幹部職員が飲酒運転で逮捕の記事を読む。前日、飲酒当日がボーナス支給日。 当然懲戒免職で退職金は支給されない。しかも、59歳。なんとも言い難い。
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仕掛人・藤枝梅安シリーズ初の長編です。 長編だけど、読みやすさは変わらず。 目次見た時、あれ?短編と思ったけど、単に短編の時のように項に別れてそれぞれにタイトルが付いてるだけでした。 今回は旗本の奥方を仕掛ける非常に難しいお話。 仕掛けを受ける前に、助けた青年がそこの次男坊で、いろいろと陰謀渦巻く感じです。 「起り」が意外なところなのかなと思ったら、特に関係なく。 そりゃ、ミステリーとはちがうから当たり前なんだろうけど。 白子屋菊右衛門が江戸に出張ってきたり、相変わらず十五郎は狙われていたりで、結構話が複雑に絡み合っていましたね。 毎度のことながら非常に面白い。 読みやすいのもあって、さくさく読み進められます。 彦次郎の家無くなっちゃったけど、どうするんだろうか。 梅安のところで下働きするとは言ってたけれども。
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池波正太郎のシリーズ物でもう一つはまった作品。 テレビでやっている必殺仕事人の元になった作品やけど、実際の本の中身は情緒たっぷりな内容。 何度読んだか知れませぬ。
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闇討ちにあって瀕死の重傷を負った若侍を匿う梅安。だが、命をとりとめた若侍は記憶を喪っていた。一方、よんどころない義理で引き受けた仕掛けの相手の旗本奥方は、若侍と深いかかわりがあるらしい。暗黒の世界に生きる男たちの凄味と、紙一重の人間味を陰影深く浮き彫りにする好評シリーズ、初の長編...
闇討ちにあって瀕死の重傷を負った若侍を匿う梅安。だが、命をとりとめた若侍は記憶を喪っていた。一方、よんどころない義理で引き受けた仕掛けの相手の旗本奥方は、若侍と深いかかわりがあるらしい。暗黒の世界に生きる男たちの凄味と、紙一重の人間味を陰影深く浮き彫りにする好評シリーズ、初の長編。 【感想】 http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50569057.html
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時代劇でも有名な藤枝梅安シリーズ初の長編。 梅安だけでなく、相方の彦次郎との掛け合いがたまらなくイイ感じだと思うのです。 鬼平シリーズとままた違った、江戸の暗部が除ける小説。 剣に生きるものとはまた違った凄みがたまらなくよいのです。 個人的にはかなり大人向けの時代小説だと類型し...
時代劇でも有名な藤枝梅安シリーズ初の長編。 梅安だけでなく、相方の彦次郎との掛け合いがたまらなくイイ感じだと思うのです。 鬼平シリーズとままた違った、江戸の暗部が除ける小説。 剣に生きるものとはまた違った凄みがたまらなくよいのです。 個人的にはかなり大人向けの時代小説だと類型しているのですけれども…。 テレビドラマの必殺シリーズの先駆けにもなった物語なのです。
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