本陣殺人事件 の商品レビュー

横溝正史(著者)

昭和ミステリーで傑作…

[文庫ＯＦＦ]

昭和ミステリーで傑作との呼び声高い、横溝の代表作です。時代設定が古いので若い方はとまどうかもしれませんが、この密室トリックをのちに多くの作家達に影響を与えたものです。金田一ファンならずとも是非ともご一読を。

推理小説ファンなら必…

[文庫ＯＦＦ]

推理小説ファンなら必読の、金田一耕助初登場作。一読忘れ難い物理トリックがお見事。

金田一耕助ものといえ…

[文庫ＯＦＦ]

金田一耕助ものといえば、まずはこれ。おどろおどろしい道具立てに手の込んだトリック。まさしく本格ミステリです。

動機は正直、理解しが…

[文庫ＯＦＦ]

動機は正直、理解しがたいのですが、知的ゲームとしてのトリックや耽美的な雰囲気には惹かれました。

2013/09/07

この作品が、かの有名な金田一耕助のデビューなのを『獄門島』を通じて知りえたので、間を置かずに読みました。
　二作続けて読んだおかげで、金田一耕助の癖がわかって面白かったです。
さてこの作品は、過去の数々の有名探偵小説家の憧れ、不可能犯罪である「密室殺人」にあえて挑戦しているところに魅力を感じました。
　密度が濃い作品で、どどどっと押寄せる恐怖と興奮があるのにも関わらず、かと言って余分な説明もなく飽きないところが良いのです。
　古典ミステリー作品だからと言って、決して仕掛けが稚拙なものではありません。まだまだ、古典推理小説の初心者ですから、傑作に出会うのが楽しみです。素晴らしい作品でした。お薦めです。

2013/06/30

東西ミステリーベスト1985-7/2012-10。探偵防御率ワースト入りの金田一耕助の探偵になった経緯がわかる☆糸子刀自ってすごい名前だよね(￣▽￣;)二度見したよ。密室好きにはたまらない不朽の名作('ε'*)ただトリックの図解がないため想像力がないとピンとこないと思う。地の文マジックにも注目。古いのに読みやすい。展開にも無駄がなく面白かった。昔の名作を読み漁っていると最近の小説は無駄に長いなとつくづく感じる(^_^;)

2013/06/16

密室殺人だが今でいうピタゴラ装置を使ったトリックは好きじゃないので気に入らなかった。道を尋ねる三本指の男についての推理に日常の謎に通ずるものを感じた。また冒頭の語り手の解説も伏線になっているというのも面白い。

2012/09/29

横溝正史の本格ものへのターニングポイントとなった作品です。金田一耕助がどのように真相を究明していくのか。読者はじれったさを味わうことでになるでしょう。以降定番となったラストの一気呵成の謎解きは、爽快感すら感じます。

2012/03/18

裏表紙
由緒ある一柳家の当主賢蔵の婚礼の晩に響きわたった、恐ろしい悲鳴と琴の音。そして密室状態の離れで、賢蔵夫婦の惨たらしい死体が発見される。現場には三本指の血の手形が残されていた。翌日やって来たアメリカ帰りの金田一と名乗る探偵は、まことに頼りなげな風貌だったが･･･。

2011/10/05

妹「金田一、事件終わってから来たんじゃ、意味なくない？」

金田一は雰囲気を味わえばいいんだよ!!
(個人的には許せる範囲内なので好きな作品です)