女は何を欲望するか? の商品レビュー
何故フェミニズムが衰退したのかについて、内田樹が冷静に論じた本。映画「エイリアン」からアメリカにおけるフェミニズム意識の変化を考察するなど、視点が面白い。
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フェミニズムについて、真面目に語っている。ちょっと難しく馬鹿の私はゆっくり読んだ。前半のフェミニズム言語論は、納得できる部分は少ない(馬鹿なので)が、深く納得できる。面白かった。後半は極めて読みやすくテーマが手頃でよい。論題も全然ちがう。
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フェミニズム批判。いまいちしっくりこない。理解できないのは理解したくないからなのだろうか。『エイリアン』評は面白かった。
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極端なフェミニズムには論理的な矛盾があることを、言語論、読者論といった視点から指摘。映画のところはわかりやすかったが、言語の部分は少々難しかった。
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グエ、って感じ。こ、濃いよ・・・。久々の新書で頭がショートしかけました。読書は、特に論説系は離れたらいけないわ・・・。 「いかにして男性社会の中で女性の文化を作っていくか」、辺りで仮定法で進められていく理論に何度頭を悩ました事か・・・ 一部抜粋すると、 「女性の文化を作るにし...
グエ、って感じ。こ、濃いよ・・・。久々の新書で頭がショートしかけました。読書は、特に論説系は離れたらいけないわ・・・。 「いかにして男性社会の中で女性の文化を作っていくか」、辺りで仮定法で進められていく理論に何度頭を悩ました事か・・・ 一部抜粋すると、 「女性の文化を作るにしても、男性社会の教育を受けた女性は男性的なやり方でしか組み立てていく事が出来ない。 最たる者が文字であり、今私達が使用している文字もまた、かつては男性しか使えなかった男性社会の産物だ。 とすると、女性が新たに女性の文化を作るためには男性社会の文字から脱却しなければならないのではないか」 ・・・という感じ。これを理解するのも一苦労でしたわ・・・ホントに鈍ってる。 そんな感じで論理が進んでいって、最終的には比べようとする事自体が男性社会のモノサシで計ってる。ひとりひとり、男性も女性も比べる事無しに考えていこう・・・という感じ。私の解釈が間違ってなければ。
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タイトル買い。自分が何を欲望するのか知りたくて。でもフェミニズムの本だった。結果的に悪くはなかったものの、もう少し内容を確かめて買わなくては・・・0805
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内田樹の新刊、というだけで買った本。で、買って初めて分かったのは、これが「かなり学術的なアプローチによるフェニミズム批判(筆者)」の本であるということである。非常に困った。だって、そもそもフェミニズムって何?っていうことを、ほとんど知らないのだから。なんだろう、サッカーを知らない...
内田樹の新刊、というだけで買った本。で、買って初めて分かったのは、これが「かなり学術的なアプローチによるフェニミズム批判(筆者)」の本であるということである。非常に困った。だって、そもそもフェミニズムって何?っていうことを、ほとんど知らないのだから。なんだろう、サッカーを知らない人がサッカーの戦術論の本を買ってしまったような感じだろうか。サッカーのルールを知らない人が戦術本を読んでも仕方がないのと同じで、フェミニズムの基本的な理解に欠けている人間が、それのやや学術的な論考を読むはめになってしまった、ということだ。従って、感想はない、というよりも、内田樹が何を議論しようとしていたのか、理解できなかった、というのが感想ということになってしまう。
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