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片想い。 の商品レビュー

3.3

17件のお客様レビュー

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2010/12/03

坂木司「長い片想い」 前川麻子「プリウスの双子」 大崎梢「北風のマント」 安藤由希「キッキに」 草野たき「さつきさん」 笹生陽子「おまえたちが信じてる世界のライフはゼロだから」

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2010/10/11

僕には生まれてすぐに死んでしまった双子の弟がいた。 それを知ってから大切なものは2つないと駄目になった。 この気持ちを理解してくれるのはおばの陽子ちゃんだけだ。 ランドセルも2つ、お菓子も2つ、カップも2つ。 それまで竹田みどりさんが好きだったのだが 近くに引っ越してきた双子の姉...

僕には生まれてすぐに死んでしまった双子の弟がいた。 それを知ってから大切なものは2つないと駄目になった。 この気持ちを理解してくれるのはおばの陽子ちゃんだけだ。 ランドセルも2つ、お菓子も2つ、カップも2つ。 それまで竹田みどりさんが好きだったのだが 近くに引っ越してきた双子の姉妹に一目ぼれしてしまった。 大切なものは2つ欲しいんだ。 前川麻子「プリウスの双子」他5編。 装丁:松岡史恵 装画:早川司寿乃 坂木司を目当てに読んだんだけれど 前川麻子の「プリウスの双子」がよかった。 大事なものは1つしかないから大事。 全体的に幼い片想いが多い話。

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2010/08/27

登録し損ねていた本なので、読了日は不明。 一番自分好みだったのは『長い片想い』(幽霊)『北風のマント』(事件解決) 一番自分に合わないと思ったのは『プリウスの双子』 なんとなく、読みにくかった覚えがあるけど、今再読すれば面白いかもしれない。 記憶に無いのは『キッキに』『おまえた...

登録し損ねていた本なので、読了日は不明。 一番自分好みだったのは『長い片想い』(幽霊)『北風のマント』(事件解決) 一番自分に合わないと思ったのは『プリウスの双子』 なんとなく、読みにくかった覚えがあるけど、今再読すれば面白いかもしれない。 記憶に無いのは『キッキに』『おまえたちが信じている世界のライフはゼロだから』 気が向けば読み直すかも。 そして、草野たきは相変わらず鋭くブラックな展開を描くねぇw よく言えば複数の作者のいろいろな物語が読める、悪く言えば統一性が無く読者の好み次第では当たり外れの差が大きくなる。 そんな印象。

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2010/03/16

「肩が重い」と感じたら…(「長い片想い」)/優太の淡い恋の芽ばえ(「プリウスの双子」)/里穂の恋を謎が包む(「北風のマント」)/中学に入るまでどこへ行くにも一緒だった彼(「キッキに」)/大好きな人を失った十五歳の春(「さつきさん」)/ドアを開けたら、闇の魔導師がいた(「おまえたち...

「肩が重い」と感じたら…(「長い片想い」)/優太の淡い恋の芽ばえ(「プリウスの双子」)/里穂の恋を謎が包む(「北風のマント」)/中学に入るまでどこへ行くにも一緒だった彼(「キッキに」)/大好きな人を失った十五歳の春(「さつきさん」)/ドアを開けたら、闇の魔導師がいた(「おまえたちが信じてる世界のライフはゼロだから」)。秘めた想いを抱える少年少女を描いた、全編書き下ろし短編によるオリジナル・アンソロジー。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 坂木 司 1969年東京都生まれ。2002年『青空の卵』でデビュー。続く「ひきこもり探偵」三部作『仔羊の巣』『動物園の島』(以上、東京創元社)で人気作家となる 前川 麻子 1967年東京都生まれ。舞台・映画女優を経て『鞄屋の娘』で、第6回小説新潮長篇新人賞を受賞し、作家デビュー 大崎 梢 東京都生まれ。2006年『配達あかずきん 成風堂書店事件メモ』でデビュー。以降、「成風堂書店事件メモ」シリーズとして、『晩夏に捧ぐ』『サイン会はいかが?』(以上、東京創元社)を立て続けに刊行し、書店を舞台にした優しいミステリーで多くの支持を集めた 安藤 由希 1969年東京都生まれ。秋田県で育つ。日本大学文理学部卒業。99年「世界のはじまるところ」で第2回中部電力児童文学賞を、2003年「キス」で第6回ちゅうでん児童文学賞を受賞 草野 たき 1970年神奈川県生まれ。実践女子短期大学卒業。99年『透きとおった糸をのばして』で第40回講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。同作で第30回児童文芸新人賞を受賞。2007年には『ハーフ』(ポプラ社)で第47回日本児童文学者協会賞を受賞 笹生 陽子 東京都生まれ。慶應義塾大学文学部人間科学専攻卒業。1995年「ジャンボ・ジェットの飛ぶ街で」が講談社児童文学新人賞佳作となる。デビュー作『ぼくらのサイテーの夏』で第30回日本児童文学者協会新人賞、第26回児童文学新人賞を受賞。2003年『楽園のつくりかた』で第50回産経児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 坂木さんのお話が読みたくて借りただけ(笑) 坂木さんのお話は幽霊といえどまったく怖くなく、ぶつぶつ文句いいながらも幽霊の願いを叶えるべく手助けしてあげるやっぱりイイ子がでてきて。 珍しく謎はなくかわいい恋を描いてたね~。 他は特に惹かれたお話なかったかな。 強いて言えば大崎梢さんのお話がちょっと謎が入ってて淡い恋が上手くミックスされてるかなぁと思ったくらい。 どの話も『片想い』がテーマなのでちょっと切ないかな。ホントにちょっとだけね(苦笑)

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2009/10/04

「肩が重い」はすごく切ない。 けれど、幽霊である想い人に 寄せる恋心が甘酸っぱく、ついきゅんとなってしまう。

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2010/11/02

坂木司「長い片思い」 前川麻子「プリウスの双子」 大崎梢「北風のマント」 安藤由希「キッキに」 草野たき「さつきさん」 笹生陽子「おまえたちが信じてる世界のライフはゼロだから」

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2009/10/04

どの作家の方も表現が面白くて、 すらすら読んだ。 子供だけど、子供じゃないような表現をしてたり、 でも懐かしくなりそうな恋のはなし。

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