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双調平家物語(9) の商品レビュー

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2012/11/14

安禄山の伏線がここにきて繋がる! 前巻からこれまでの伏線がどんどん繋がってきて面白さがいや増してます。 家系図の複雑さはいや増して混沌としてますが、それがここに繋がるか!ととても気持ちいい。いやぁ、深謀遠慮とはこのことです。 巻末に【玉葉】で有名な兼実が登場。大学時代、ちょっと囓...

安禄山の伏線がここにきて繋がる! 前巻からこれまでの伏線がどんどん繋がってきて面白さがいや増してます。 家系図の複雑さはいや増して混沌としてますが、それがここに繋がるか!ととても気持ちいい。いやぁ、深謀遠慮とはこのことです。 巻末に【玉葉】で有名な兼実が登場。大学時代、ちょっと囓ってた身としては懐かしい

Posted byブクログ

2010/06/17

「為義最期」の章でうるっときて、 「船岡山」はほぼ泣きっぱなし。 下二人がうちの子と同じ年頃なのがいけない。 膝の上で将来の約束してくれたことなんかそんなところで書いたら涙腺壊れるっちゅーの! それにしても後白河帝。 前半まではいるかいないかわからない幽霊主上だったのに、 譲位...

「為義最期」の章でうるっときて、 「船岡山」はほぼ泣きっぱなし。 下二人がうちの子と同じ年頃なのがいけない。 膝の上で将来の約束してくれたことなんかそんなところで書いたら涙腺壊れるっちゅーの! それにしても後白河帝。 前半まではいるかいないかわからない幽霊主上だったのに、 譲位すると言いだしたあたりからだんだん存在感が出てきたな。 人は人を愛することで強くなるのか(違) そして清盛。 この人のちゃっかりさんは超一級。 保元の乱のときは遅れたふりしてほとんど戦ってないのにおいしいとこはイタダキマスしてたし、 今回は熊野詣でどっちに転ぶか見極めてから動く算段。 今のところ「敵ではない」清盛と信西。 清盛vs信西ってことになったら信西のほうが真面目な分不利だねえ。 信西は安禄山絵巻(ここのがっかり感は可哀想だった)の前くらいから陰ってきたな。 清盛がぐぐっと食い込んできて信西が笑うところは いかにも信西らしくていいんだけど。 生死不明のまま以下続刊。どうなっちゃうのよ? (10.06.16) 遠いほうの図書館 (10.05.22)

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