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の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2018/10/16

小学生3人が行方不明になった同級生を山に探しに行く、スタンドバイミー的な物語。皆何がしかの不幸を背負い、結末を含め全体的に物悲しいストーリー。

Posted byブクログ

2016/07/08

暗い。途中で仕掛けに気づき、あとは結末まであー、そういうことね、、と。 小学校時代の楽しい思い出かと思いきや、登場人物がみんな不幸でつらい。

Posted byブクログ

2012/10/03

20世紀少年を読んでるような、感覚、、、 山を行く少年達、その描写はリアルで、実際に山を登っているような感覚に、、、だれもが思い通りにならないほの暗い人生を背負っている少年達の一夜の物語。

Posted byブクログ

2012/08/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この方の作品は初めて!ジャケ買いならぬ表紙買い(笑)最初は面白くてワクワクしたけど結構早めの段階でもしや・・・と思ったらそのままそれが結末でガーン!ちょっと伏線があからさますぎたね。。そう思わせといて違う結果なら感動したのになぁ。でも、なかなか良かったので★3つ。

Posted byブクログ

2011/10/25

 末期の胃がんを患い、病床にいるかつての同級生・山崎和也を私(良樹)は訪ねた。そして2人で思い出す。お互い12歳だったあの夏の日のことを。同級生の少女・鷹野優がいなくなり、自分と和也とそしてもう1人・小椋泰三と3人で山へ探しに行った時のことを。  回想、という形で昔の不思議な出...

 末期の胃がんを患い、病床にいるかつての同級生・山崎和也を私(良樹)は訪ねた。そして2人で思い出す。お互い12歳だったあの夏の日のことを。同級生の少女・鷹野優がいなくなり、自分と和也とそしてもう1人・小椋泰三と3人で山へ探しに行った時のことを。  回想、という形で昔の不思議な出来事が語られる。どこかがおかしい、何かが変だ、という感覚を読んでいる間にずっと味わうことにはなるが、説明文にあるような「予測不可能、驚愕のラスト」とまではいかないかなぁ。伏線は文中何度も繰り返されているのでかなり気付きやすいと思うし、ラストもほぼ予想通り。それよりは、少年3人が山歩きをする中で、それぞれの悩みや秘密を打ち明けて、連帯感を強めていくその過程や、不思議なノスタルジックな雰囲気を楽しむ話なのかも。(児童書や絵本が多い)ポプラ社から出版されているのが納得な感じ。

Posted byブクログ

2009/10/04

新しい永瀬であることは確かですが、これは評価できませんねぇ。伏線があからさますぎてオチが早々に見えてしまうところは明らかなマイナスポイントだし、ミステリとしても底が浅い。次作に期待です。

Posted byブクログ

2009/10/04

末期がんに侵された友人山崎和也を34年ぶりに良樹は見舞うところから始まります。 そして、二人は12歳だった頃和也、良樹、そして小椋泰三の三人で行方不明になっている同級生鷹野優を探しに、山へ入っていった当時の回想と平行に話が進んでいきます。 スタンドバイミーを髣髴させるテーマで光り...

末期がんに侵された友人山崎和也を34年ぶりに良樹は見舞うところから始まります。 そして、二人は12歳だった頃和也、良樹、そして小椋泰三の三人で行方不明になっている同級生鷹野優を探しに、山へ入っていった当時の回想と平行に話が進んでいきます。 スタンドバイミーを髣髴させるテーマで光り輝く12歳の少年たちの冒険が、死を目前にした現在の対比によって、さらに輝きを増していきます。ただ、少年たちはそれぞれにつらい思いを抱えていますが。 読みすすめているうちに、何かしら引っかかるものがあり、その答が最後に明かされていきます。そう来るか、と思いましたが、後にはただただ深く心に残る作品となっています。

Posted byブクログ

2011/09/04

病床に臥した友人の枕もとで回想される少年時代の不思議な体験。回想シーンでは、そのリアルさに圧倒される。懐かしい少年時代。思い出は、楽しいものばかりじゃない…。 けど、この読後感は不思議だ。永瀬隼介は、うまいんです。一気に読めて、なんか心に残るんです。

Posted byブクログ