実体概念と関数概念 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
出版されて30年経ってから、学会での発表で参照しようと思い、本格的に内容を読んでいます。 購入したときには、斜め読みしかしていなかったような気がしています。 P5 「同一の性質を共通に持つことで特徴づけられる対象をわれわれがひとつの部類にまとめあげ、さらに、この手続きをより高い水準にまで繰り返すことによって、個別の事物を貫く事象的類似性の等級に応じた存在のより堅固な序列と文節とが、徐々に浮き彫りにされていく」 標題が関数概念となっているが、第二部は関係概念という用語をつかっており、 「関数と関係」の関係がまだよくわかっていません。 章構成はつぎの通り 第1部 事物概念と関係概念 1 概念形成の理論によせて 2 数の概念 3 空間概念と幾何学 4 自然科学的概念形成 第二部 関係概念の体系と現実の問題 5 帰納の問題によせて 6 現実の概念 7 関係概念の主観性と客観性 8 関係の心理学によせて
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