医学の歴史 の商品レビュー
古代の医学 中世の医学 近世ヨーロッパの医学 近世の日本医学 十九世紀半ば以後 第18回毎日出版文化賞 著者:小川鼎三(1901-1984、杵築市、解剖学)
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1964年刊。著者は東京大学名誉教授。タイトル通り、東西、イスラム、さらには日本の医学の歴史をコンパクトにまとめたもの。近世より前は、哲学史の一部を読んでいる感。近世以降は、➀時代の空気感→哲学や思想に反映されるものが、医学の視座を規定する点、②観察、観測、実地検分の重要性(ただし、時に人体実験や生者の解剖など、現代の人間の尊厳の尊重という観点から見て到底許容されないことも含まれる)という観点から解説。良書か否かは他書の比較未了で、判断に悩むが、コンパクトにまとまっているのはいいんじゃないでしょうか。
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[ 内容 ] [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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医学の歴史がこれだけの本によくぞ収まったという感じの本。ただし、人名がすべて英語読みなので、少し、戸惑うことが有った。それも慣れれば普通に違和感もなくなる程度。 良い本だったけれど、中世医学の話が少なかったので・・・。
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