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世紀末の街角 の商品レビュー

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2024/09/19

タイトルだけ見て、何世紀の事かも知らずになんとなく買ってみた。1900年前後のパリ、ロンドン、グラスゴー、ウィーン、ミュンヘン、ミラノ、ペテルブルグを舞台に、アート(アール・ヌーヴォー)を題材にした空想旅行記。初版は1981年。第二次産業革命と各種アートの変遷が建築や当時活躍した...

タイトルだけ見て、何世紀の事かも知らずになんとなく買ってみた。1900年前後のパリ、ロンドン、グラスゴー、ウィーン、ミュンヘン、ミラノ、ペテルブルグを舞台に、アート(アール・ヌーヴォー)を題材にした空想旅行記。初版は1981年。第二次産業革命と各種アートの変遷が建築や当時活躍したアーティストに焦点を当てて書かれている。 たまたまパリに向かう飛行機の中で読み始めたのでより興味を惹かれる内容だった。それぞれの街や歴史をほとんど知らずに読むより、ある程度知識を入れてから読むことをお勧めしたい。 この並びでベルリンが無いのは初版時にまだ壁があったからか、戦後街並みが変わった部分が大きいからだろうか。もし続編的な他の土地を取り上げたものがあれば読んでみたい。18世紀末や20世紀末も面白そう。

Posted byブクログ