辛酸 田中正造と足尾鉱毒事件 の商品レビュー

城山三郎(著者)

2018/10/08

当時は官憲の力が非常に強かった時代である。正造は参議員だったのだからそのまま国会議員として戦う方が有利に事を運べたのでは無いだろうか。
ボトムアップで当時の官憲をうごかすのは今よりはるかに難しい時代だったのでは？
なぜ野に下って運動したのか？

2012/09/21

(1994.08.24読了)(1982.03.03購入)
副題「田中正造と足尾鉱毒事件」
＊解説目録より＊
｢百年公害｣といわれる足尾鉱毒にあえぐ渡良瀬川流域の農民と、生涯を捧げた告発者田中正造を主人公に、最後の抵抗の萱刈騒動に至るまでを描く。

☆関連図書(既読)
「谷中村滅亡史」荒畑寒村著、新泉社、1970.11.20
「田中正造の生涯」林竹二著、講談社現代新書、1976.07.20