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伊豆の踊子 の商品レビュー

3.4

40件のお客様レビュー

  1. 5つ

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伊豆を旅する学生と踊…

伊豆を旅する学生と踊り子の淡い恋心を描いた表題作、他数編をおさめた短編集。淡々と綴られた作品から技巧を凝らしたものまで様々に楽しめる美しい作品群です。

文庫OFF

何度も映画化された名…

何度も映画化された名作です。踊子の兄嫁の赤ちゃんが可哀想でした。表題作以外では『慰霊歌』が良かったです。

文庫OFF

2024/03/31

川端文学は本当にわかりにくく、内容についていけないことが多い。名著という読破ノルマ感から、やっと読んだが何も心に刺さらず残らず。

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2024/03/17

面白くない、と言えるほどの知識も想像力もなかった。情景がまったくわからない。あと単純に文章間の飛躍が強くて読みにくいというのもある。一旦断念だなー。また読んでみたい時が来たら読もう。

Posted byブクログ

2023/11/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人と距離をとりがちだった主人公が踊子の無邪気な親切に触れ、次第に人に心を開いていく。 終盤の「私はどんなに親切にされても、それを大変自然に受け入れられるような美しい空虚な気持ちだった。」がお気に入りの文章。

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2023/05/19

ちょっとまだ僕には早かったかもしれない。。というのが率直な感想でした。 タイトル名でもある「伊豆の踊り子」は確かに面白かったのですが、ふーんなるほど。。としか思えなかったのがまだ浅くしか読めていないのかな?と考えたり そのほかも十分に読めるんですが、途中から目が滑っていく感じ。。...

ちょっとまだ僕には早かったかもしれない。。というのが率直な感想でした。 タイトル名でもある「伊豆の踊り子」は確かに面白かったのですが、ふーんなるほど。。としか思えなかったのがまだ浅くしか読めていないのかな?と考えたり そのほかも十分に読めるんですが、途中から目が滑っていく感じ。。 もう少し他の本も読んでみてから、あるいはもう少し歳を取ってから読んでみるとまた他の感想が思い浮かぶのかもしれないので、またトライします。

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2023/04/25

昔の小説、という感想しかない。 読んでいるとき、年配の男性と話す時と似た感覚になった。ポジティブな感覚ではないかもしれない。 当時を感じられるという意味では勉強になるかもしれない

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2023/03/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

割と初期の作品集。 というのもこの角川文庫、1951年の刊行なのだ(が、年譜は死まで更新されている……)。 川端自身による「『伊豆の踊子』について」が嬉しい。 今回は「驢馬に乗る妻」「二十歳」「むすめごころ」「父母」を読んだ。 ■「伊豆の踊子」 既読。 ■「青い海黒い海」 既読。 ■「驢馬に乗る妻」1925以前 彼。 妻の綾子。 その姉の豊子。 綾子は知らないが、実は彼は先に豊子と通じ、豊子の自己犠牲で妹に譲った、という過去がある。 やはり女をふたり並べて、どちらからも愛されている(年上から年下へ移行)というドリーム小説。 ■「禽獣」 既読。 ■「慰霊歌」1932 既読。とはいえ記憶が薄いので、今後ちくま文庫「文豪怪談傑作選 川端康成集 片腕」で読み直す予定で今回は保留。 ■「二十歳」1933 祖父。父の兵禄。が結婚したのは、母お霜。夫婦の長男の銀作。が主人公。 母の父は雲の五六。父の後妻の梅子。その妹の竹子。 銀作は浅草の掏摸稼業へ。 登場人物全員が不良。 ……文体も内容も川端っぽくない(織田作之助っぽい?)ので代作かしらんと邪推してしまうが、戦後復刊期にわざわざ総題にしているくらいだしな、と思い直す。 ■「むすめごころ」1936★ (私の遠縁の娘、静子が時田武と結婚した。この手紙は静子の友人である咲子が書いたもので、預かった。という前書き。) 私は武さんと、結婚するかもしれない関係だったけれど、静子さんが好きだから、ふたりを引き合わせた。 武さんから言い寄られても、断った。 あなたたちが結婚して、幸せよ。 ……うまく整理できないが、いい読後感。素晴らしき百合。 でも不吉で(だから語り手が、この手紙は静子のもとにないほうがいいと判断した)、50年後にはこじれにこじれて、例えば吉田知子や大濱普美子の怪奇小説の題材になりそうな。 ■「父母」1936★ ・手紙の遣り取り。 ・軽井沢のテニス。スカート。ラケット。コートは野外舞踏場。お嬢さん。 ・西洋人の避暑地。 ・あなたの慶子さん18歳。あなたの棄てた子供。 ・ゆき子さん。 ・僕は文学者。 ・慶子さんはいまはいく子さんと呼ばれている。 ・青春が呼び戻される。 ・小説家の僕の虚構。 ……誰が誰に対してどんな手紙を書いているのか、把握しきれず。 でも堀辰雄っぽい雰囲気や、後半に現れるメタ視点とか、好きになれそうだな。 ◆解説 進藤純孝 ◆作品解説 古谷綱武 ◆『伊豆の踊子』について 川端康成★

Posted byブクログ

2022/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表題作はp34とだいぶ短かった。 男主人公に対し、踊子が脱衣所で裸ではしゃいだり、若い女3人が一緒に風呂に入ろう、女は汚いから先に川の水をどうぞ等言ってたり時代だろうけど微妙なところ。しかし踊子は可愛いし、読了後は清々しかった。

Posted byブクログ

2020/11/07

実に清々しい。森の囀り、清流のせせらぎ、旅人の足音。 すべての情景が穏やかだった。幼気な踊子との有限な時間...そこに潜む日本の風景美と文化、奥ゆかしい恋慕を丁寧な筆致で描いていた。その後の物語を想像してみる...そこに川端文学の美しさがあるのではないか...

Posted byブクログ