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嫁してインドに生きる の商品レビュー

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2012/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1960年にインドの富豪タゴール家に嫁した著者の記録。並行して中谷美紀のインド旅行記を読んでいるが、インフラ事情など、さほど変化を感じないところに驚愕を隠せない。どうなってるんだろう、インド。 その国に住んでみないと分からないことがある。食生活のこと、文化のこと、宗教のこと…。今では差別的だとして批判の的になっているカースト制度も、ヨーロッパのギルドのように、最初は自分たちの職を守るためのものだったのではないかと思った。女性差別的と言われる宗教ルールも、当初は大切な女性を守るための手段を起源としているものが多いし。 古本屋で手に入れたこの文庫は絶版になっている様子だが、インドの情景が手に取るように伝わってきて、今読んでもとても興味深い。著者は一時日本に戻り、教鞭をとられていたようだが、今はどうされているのだろうかと想いが膨らむ一冊。

Posted byブクログ

2009/10/07

日本人でインドに嫁ぐというのが凄い。愛は国境を越えるね。 タゴール家とは、アジアで初めてノーベル賞を受賞したタゴール家。 食事、生活などインドの生活が垣間見られる。但し、タゴール家はインドでも最高級の金持ちだから庶民生活は垣間見れない。

Posted byブクログ