日本の近世(15) の商品レビュー
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江戸時代関連書籍の読破の一環として。1993年刊行。中央公論社日本の近世シリーズの15巻。本書は女性・家族に関する論考12。大名・将軍家に嫁いだ公家、農民嫁の生活・仕事あるいは農民嫁の役割、飯盛女の実相、洗濯等の家事、画家や儒家、外国人からの指摘などかなり広範囲なテーマに論及。その中でも、堕胎防止(人口増加政策)のための経済的支援が江戸時代ですらなされていた点は、少々驚いた。ただ、大奥単独の項目がなかったのは拍子抜け。まぁ他書でもカバー可能だが…。
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