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イオンが仕掛ける流通大再編! の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2022/02/13

イオンが国内小売業界において出版時点でも勝ち組で、そして今後も勝ち組であり続けるかを記した著作。だが、途中でウォルマートがいかに悪者で西友をダメにしたか、に2−3章が割かれており、著者によるウォルマートへの何らかの憎悪の感情を感じました。ウォルマートが日本で失敗したのもその傲慢な...

イオンが国内小売業界において出版時点でも勝ち組で、そして今後も勝ち組であり続けるかを記した著作。だが、途中でウォルマートがいかに悪者で西友をダメにしたか、に2−3章が割かれており、著者によるウォルマートへの何らかの憎悪の感情を感じました。ウォルマートが日本で失敗したのもその傲慢な態度と賃金下げが原因であると記している一方、米国小売市場と日本市場構造の違いからくる要因(米国は国土も広くて物流網効率化がそのままコストに聞いてくるが日本はコストが狭く、スケールメリットも効きづらいなど)には触れておらず、なにかウォルマートに個人的な恨みでもあるかと勘繰ってしまうほどでした。この著作がでてすでに14年ほどが立ちます。振り返ってみると、コンビニ集約状況・ドラッグストア再編は確かにこの本の通り起きました。ただ、この本の予想通りにならなかったのは、セブン&アイホールディングスは、特にセブンイレブンの寄与度が高く、あいかわらず凋落せず、業界トップ企業の一つであり続けている点です。古い本をこうして読み返すのもよいものですね。

Posted byブクログ

2010/11/11

イオンの戦略、今後の進むべき道を、 著者の視点で書いてある本。 ただ、イオンの話よりも 流通業界についての現状が多く記載されているので、 流通業界の動向を知るにはよいかも。 プライベートブランド戦略、コンビニとの連携、 M&Aによる提携と規模拡大、ドラッグス...

イオンの戦略、今後の進むべき道を、 著者の視点で書いてある本。 ただ、イオンの話よりも 流通業界についての現状が多く記載されているので、 流通業界の動向を知るにはよいかも。 プライベートブランド戦略、コンビニとの連携、 M&Aによる提携と規模拡大、ドラッグストア業界進出、 など…ホント色んなことに手を広げていますね。 確かにイオンってどこにでもあるってイメージが強いし、 どの店舗も大規模施設で何でもそろうってイメージがある。 2年前の本なので、若干現状とズレはありますが、 業界を学ぶって意味では良いと思います。

Posted byブクログ

2009/11/21

最近さらに再編加速中の業界の解説本。 とある会社のインターン課題がこの業界で、以前似た課題をやった友人が読んでたから読んでみた。 なんか、読みづらいし、すごくざっくりな感じ。やたら同じことの繰り返し。 ってか、財務諸表見たら誰がみたってそれ以外選択肢ないだろって感じ笑 こんな...

最近さらに再編加速中の業界の解説本。 とある会社のインターン課題がこの業界で、以前似た課題をやった友人が読んでたから読んでみた。 なんか、読みづらいし、すごくざっくりな感じ。やたら同じことの繰り返し。 ってか、財務諸表見たら誰がみたってそれ以外選択肢ないだろって感じ笑 こんなド素人でも思うんだから、世の金融業の人は誰しも思ってたりするんじゃないかと思いますが。 特に新鮮なことはなかった印象。ウォルマートとか薬局とかちょっと考えたら考えますよね笑 強いて言えば、イオンとセブンを並列で表示してくれるから比較が容易なぐらい。もっと、従事してた人にしかわからない業界の裏話(実はこの形態の店舗のキードラーバーはこれだったとか)が知りたかったです。 これで1400円はないなぁ。。。自分の目的から大きくそれたってことであえての低評価。違う視点で読んでたらもっと高くていいと思います!!

Posted byブクログ

2009/10/04

担当:Shioyama 対象レベル:初級 内容: 第一章 イオンが真の流通覇者になるときはいつなのか 第二章 セブン&アイは二一世紀の主導者たり得るか 第三章 イオンがしかける首都圏スーパーマーケット連合の全貌 第四章 ウォルマートが日本から撤退する日は来るか 第五章 ウォル...

担当:Shioyama 対象レベル:初級 内容: 第一章 イオンが真の流通覇者になるときはいつなのか 第二章 セブン&アイは二一世紀の主導者たり得るか 第三章 イオンがしかける首都圏スーパーマーケット連合の全貌 第四章 ウォルマートが日本から撤退する日は来るか 第五章 ウォルマート流は成功するか?−日本を狙う外資小売の課題 第六章 イオンとセブン&アイを取り巻く流通大再編のゆくえ 消費低迷の中、再編が加速する流通業界の解説本。 インターンの課題業界であるとういことで読んでみた。ちなみにHもOも以前にこの本を読んでいる。 筆者は西友→バークレイズ→メリルという経歴を持つ、業界の第一人者。 伊勢丹と阪急の提携を仲介したこともあるらしい。 内容は、ざっくり言うと ?イオン ?セブン ?ウォルマート ?その他流通 の4分野で、ちょうど一年前の著作だが、元業界マンらしく正確な分析がされている。 しかし、ちょっと流通業界をかじれば考えつくような内容が多かったのも否めない。 流通を抑えている商社と、川下を押さえるイオン・セブンによるパイの取り合いという図式が浮かび上がってくる一冊である。

Posted byブクログ