青女論 の商品レビュー
「青女」って新しい言…
「青女」って新しい言葉。ハタチになる前に読んでおきたかったです。そして成人してからまた読みなおせれば完璧です。なんかこれ読むと夏って感じがする。寺山修司好きな女の子はぜひよむべき
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昭和にこの本を書いた…
昭和にこの本を書いたのは、すごい。一瞬「え?!」と思いますが、ふむふむ…と納得してしまいます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
寺山修司没後30年とのことだが、著作を読んだことがなかった 図書館でブラウジングして、青年の対語である「青女」向けであるし、岸田秀との対談も入っていたので、借りた 青女向けのさかさま恋愛講座 昭和56年の発行なので、真新しいものはあまりなく、内容が古い感じがする マリー・ローランサンの詩が引用されていてびっくりした 岸田秀との対談はあけすけで、おもしろかった 三島由紀夫の『不道徳教育講座』が好きな人には、おすすめかも
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【少年と少女、老人と老女という言葉があるのに、どうして、青年に対する「青女」という言葉がないだろうか。】 という筆者の疑問から青年に対する概念としての「青女」という定義を作り、色々な角度からそれについて論じ、 【結婚】や【性】等に関する考え方が古くから固定されてきた女性像ではな...
【少年と少女、老人と老女という言葉があるのに、どうして、青年に対する「青女」という言葉がないだろうか。】 という筆者の疑問から青年に対する概念としての「青女」という定義を作り、色々な角度からそれについて論じ、 【結婚】や【性】等に関する考え方が古くから固定されてきた女性像ではなく、これからの女性と言うか自由な女性の生き方を提唱。 共感せよという形ではなく考えるきっかけを…と言った案内人的な書き方が読んでいて窮屈でなくて良い。
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少年と少女、老人と老女という言葉があるのに、どうして、青年に対する「青女」という言葉がないだろうか、という筆者の疑問から「青女」という概念を作り出し、水先案内をしよう、というエッセーです。 この本が発売されたのは昭和56年ということなのですが、なんでこんなに新しいんだろう・・・...
少年と少女、老人と老女という言葉があるのに、どうして、青年に対する「青女」という言葉がないだろうか、という筆者の疑問から「青女」という概念を作り出し、水先案内をしよう、というエッセーです。 この本が発売されたのは昭和56年ということなのですが、なんでこんなに新しいんだろう・・・。 そして、人を納得させる真理というのはこういうふうにシンプルなものなんだ、というのを強く感じました。 「結婚」「性」「家事」「化粧」「老後」「おかね」「愛され方」というようなテーマについて、斬新で子気味よい論が展開されています。
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