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メガブレイド(1) の商品レビュー

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2015/08/28

この世界には、「魔剣」を身体に宿す少女たちがおり、「魔剣」を手にして魑魅魍魎と戦う「使い手」と呼ばれる家系がありました。主人公の七海駿助(ななみ・しゅんすけ)は、「使い手」たちを束ねる「御三家」の血を引く少年であり、幼なじみの少女・鮎原流花(あゆはら・るか)に宿る「ルシファー」を...

この世界には、「魔剣」を身体に宿す少女たちがおり、「魔剣」を手にして魑魅魍魎と戦う「使い手」と呼ばれる家系がありました。主人公の七海駿助(ななみ・しゅんすけ)は、「使い手」たちを束ねる「御三家」の血を引く少年であり、幼なじみの少女・鮎原流花(あゆはら・るか)に宿る「ルシファー」を操る能力を持っていました。七海家の当主である七海三平(ななみ・さんぺい)は、いまだ少年に彼が受け継ぐべき使命のことを教えていません。 ところが、「御三家」の一つである八神家の若き当主・八神涼(やがみ・りょう)が、すべての魔剣をみずからの手に集めようと、行動を開始します。彼は、魔剣「フロミナ」の使い手である伊庭常勝(いば・ただかつ)という青年に戦いを挑んで、「フロミナ」をその手に収めます。「フロミナ」を宿すのは、駿助と幼なじみの少女・千堂彩夏(せんどう・あやか)です。伊庭を殺された彼女は、心ならずも八神を新たな主人として仰ぐことを余儀なくされます。 そして八神は、いまだみずからの能力に目覚めていない駿助から、魔剣「ルシファー」をもぎ取ろうと画策します。彼は、駿助の通う学校に、古文教師として赴任し、彼の魔剣である「ミュレリア」を宿す少女・有村(ありむら)みゆきは、駿助のクラスに転校生として現われます。やがて八神は行動を開始し、駿助の目の前で流花の身柄を奪い去っていきます。 流花を助けるため、駿助は体育館で待つ八神のもとへ赴きます。しかしそこには、身体を拘束されたみゆきの姿がありました。みゆきが八神の魔剣であることを知らない駿助は、彼女を救出しようとし、その結果、みゆきにナイフを突き立てられて昏倒してしまいます。こうして八神は、駿助の心臓が停止する前に、流花を覚醒させて「ルシファー」を手に入れようとしますが、彼の意に反して、「使い手」の能力に目覚めた駿助が復活し、流花に宿る魔剣「ルシファー」をつかみ出し、八神を倒します。 なお著者によれば、本シリーズには若干の官能描写が含まれますが、ジュブナイルポルノではないとのことです。

Posted byブクログ