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デメキング の商品レビュー

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2009/10/04

舞台は1970年前後。海沿いの町に住む蜂屋はある日、怪獣「デメキング」の巨大な足跡を手に入れる。足跡を通して彼が見た(幻視した?)未来、町での生活と上京後の現実、小学生4人組と亀岡、詩集売りの猫宮を絡め話は進んでいきます。「デメキング」とは?蜂屋のいう未来とは?ヘルメットには天才...

舞台は1970年前後。海沿いの町に住む蜂屋はある日、怪獣「デメキング」の巨大な足跡を手に入れる。足跡を通して彼が見た(幻視した?)未来、町での生活と上京後の現実、小学生4人組と亀岡、詩集売りの猫宮を絡め話は進んでいきます。「デメキング」とは?蜂屋のいう未来とは?ヘルメットには天才の2文字。 町のうらぶれ感、何かをやりたい変えたいけど何も変わらない―東京でのもどかしく漂うだけの日々。そんないましろたかし世界に、いきなり「デメキング」。ギャップみたいなものが面白かったです。ストーリー自体も面白い。打ち切りの形で終わってはいますが。巻末にいましろたかしと呉智英の対談あり。

Posted byブクログ