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生きること 学ぶこと の商品レビュー

4.2

9件のお客様レビュー

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2022/06/03

数学会のノーベル賞を受賞した広中氏の自伝。幼少期からの生き様を描いており、その中でどのような影響を受けどう変化していったかという点が簡潔にまとめられている。なぜ、人は学ぶのか。そして生きていく中で必要な能力など、古い本ではあるが色褪せてない内容と個人的に思う。繰り返し読みたいと思...

数学会のノーベル賞を受賞した広中氏の自伝。幼少期からの生き様を描いており、その中でどのような影響を受けどう変化していったかという点が簡潔にまとめられている。なぜ、人は学ぶのか。そして生きていく中で必要な能力など、古い本ではあるが色褪せてない内容と個人的に思う。繰り返し読みたいと思う。

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2016/03/15

私の地元、山口県の出身の数学者。子供時代から、特異点解消という数学的成果を成し遂げるまでの人生を振り返りながら、多様化が進むこれからの世の中をどう生きていくか考えさせてくれる本。難解な数学の世界からは一見想像もつかない、共感できる生き方。こんな立派な成果をあげた人でも、こんな失敗...

私の地元、山口県の出身の数学者。子供時代から、特異点解消という数学的成果を成し遂げるまでの人生を振り返りながら、多様化が進むこれからの世の中をどう生きていくか考えさせてくれる本。難解な数学の世界からは一見想像もつかない、共感できる生き方。こんな立派な成果をあげた人でも、こんな失敗や悩みを経験してきたのか、と。本を読み始めたことで出会えた縁に感謝。

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2013/01/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

若者向けの本ではあるが,学問への取り組みなどはすべての年代にたいして有益であろう。 2013/01/05図書館から借用;01/10夕方から読み始め;01/11朝の電車で読 了

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2012/03/11

生きるとは、どういうことなのか。学ぶために必要なことは何か。優しくて深い一冊。悩んだ時、何度も何度も読み返す価値のある本です。

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2022/10/14

友人にオススメされて読んでみた本。 著者は京大理学部からハーバードで博士号を取得。さらには、数学界のノーベル賞といわれるフィールズ賞に輝いた世界的な数学者。 一番印象深かったのは、著者のあらゆる体験・経験から学ぼうとする姿勢。この本を読んで、 「自分の考え方次第で、ど...

友人にオススメされて読んでみた本。 著者は京大理学部からハーバードで博士号を取得。さらには、数学界のノーベル賞といわれるフィールズ賞に輝いた世界的な数学者。 一番印象深かったのは、著者のあらゆる体験・経験から学ぼうとする姿勢。この本を読んで、 「自分の考え方次第で、どんな出来事からも学ぶことができる」 ということを擬似体感できました。最近!?の言葉で言うならば、「セレンディピティ(偶然の幸運を手に入れる能力)」のケーススタディー本と言えばよいでしょうか。昭和59年に出版された本が今なお色あせないというのは、本当にすごいことだと思います。 人から勧められなければ、自分からは絶対に読もうとは思わなかった ジャンルの本だけに、思わぬ良書に巡り会えて、ラッキーでした。 こちらは旧版で、最近は、新版も出ているようです。 ※生きること学ぶこと https://booklog.jp/item/1/4087467023

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2010/12/02

フィールズ賞を受賞した広中平祐先生の本です。内容はタイトルからも察しがつくように、難解な数学話ではなく一人の人生を見直し書かれたものです。生きることは学ぶことであり、創造することは喜びになる、逆境はチャンスにもなる。僕もこの本から色々と学べる事がありそうです。

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2009/10/04

★読む目的 バイタリティをつける! ★読書レベル シントピカル読書 ★メインブランチ 『はじめとおわり』 『生きること学ぶこと』 『創造への旅』 『チャレンジ精神』  ★INPUT   ・Q.なぜ人は苦労して学び知識を得ようとするのか? A.知恵を身につけるため。    目...

★読む目的 バイタリティをつける! ★読書レベル シントピカル読書 ★メインブランチ 『はじめとおわり』 『生きること学ぶこと』 『創造への旅』 『チャレンジ精神』  ★INPUT   ・Q.なぜ人は苦労して学び知識を得ようとするのか? A.知恵を身につけるため。    目に見えないが、生きていくうえで重要   ・知恵をつければ、苦労して学んだことを忘れても、時間かければ苦労しなくても理解    できる。   ・創造することの愉しさ・喜びは、自己の中に眠ってる気づかなかった才能・資質を    掘り当てる喜び。自分をより深く認め理解する喜び   ・忘却は人間特有の能力:長所はささいなこと、嫌なことは忘れなかったら神経衰弱に    なる。短所は学んだ知識を忘れてしまうこと。しかし脳には蓄積され、手間ときっかけ    をつくれば取り出せる   ・逆境につぐ逆境が、やむにやまれず情念となって、エネルギッシュな創造活動支える    ★ウガンダの感想  好況また好し、不況また好し。与えられた条件をプラスに捉え、学んで創造していくこと が大事だと思います。 ★一言で言うなら  『ほんま生きることは学ぶこと!』 ★OUTPUT   ・ケミカライズ理解:衝突・対立起こると活気づき、個性ぶつかることで化学反応起こる   ・人は生きてる間に何かを学んでいるを理解。学び方・方法の違いはあるけど、万人    共通で学ばなければ生きていけない   ・学ぶことは苦痛と喜びであることを理解。苦痛感じるかもしれないが、学ぶ課程で    断続的に喜び味わっている。ただ目にとまらないだけ   ・スリープウィズプロブレム実施:難問解くとき、一緒に寝起きするような気持ちで取り    組む   ・ニーズとウォンツの違い理解:ニーズは外部の状況を判断し割り出した必要性。過去    から現在の経験得たものを基準に割り出した必要性。ウォンツは自分の内側から出    た必要性。現在から未来への必要性。欲望・欠乏を内包した必要性    ★BookCrossingしたい度  『★★★☆☆』

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2009/10/04

生きることは、学ぶこと。 何から何を学ぶか。 本を読む事で「知恵」を、「思考力」をつける。 人と友好関係を結び、その人の持つ「個性」を学ぶ。 生きる中で、自分の中にある本能的な希望(want)から「創造」をする。 時にはあきらめ、時には逆境でもがきながら。 自分の可能性と個性を掘...

生きることは、学ぶこと。 何から何を学ぶか。 本を読む事で「知恵」を、「思考力」をつける。 人と友好関係を結び、その人の持つ「個性」を学ぶ。 生きる中で、自分の中にある本能的な希望(want)から「創造」をする。 時にはあきらめ、時には逆境でもがきながら。 自分の可能性と個性を掘り出していく。それもまた「自己」の「創造」なのだ。 ある意味「自分」というのは、人生の命題だと思う。 昔から自分の嫌な所に、人の良い所に目が行く。 だから、小さく自分をまとめる傾向がある。 大学で少しずつ変われることを知った。 この世は広い。様々なものに触れて、様々な自分を知りたいと、そう思う。

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2009/10/04

勉強することがすごく楽しいことのように思える。彼もまた自分を天才などとは思わず普通の頭の持ち主だから人より努力しなければならないのだと言う。何年間もひとつの問題を抱えている姿はむしろ美しい。研究者ってすてきと思わせてしまう。学ぶとは智恵を身につけることだ。創造のある人生こそ最高の...

勉強することがすごく楽しいことのように思える。彼もまた自分を天才などとは思わず普通の頭の持ち主だから人より努力しなければならないのだと言う。何年間もひとつの問題を抱えている姿はむしろ美しい。研究者ってすてきと思わせてしまう。学ぶとは智恵を身につけることだ。創造のある人生こそ最高の人生である。お父さんは人生のどん底にあってもしたたかな生き様に満ちあふれた人であり続けた。生きるというのは自分で稼ぐことだという哲学を父親から学んだ。お母さんは考えること自体に意味があることを教えてくれた。自分が分からなければ街のインテリにききにいく。15人の子どもを育てて子育ての絶対的な信条は「最悪の事態だけは避ける」(ex.死なない)ということ。即考型より長考型思考を訓練すべきだ、できあがらなくては研究に意味はないとも彼は言う。お友達は多くが40歳の若さで亡くなってる。 定理を美しい!と褒められる嬉しさ(数学ってほんとそんなとこある)創造に大切なのは必要性、しかもneedではなく自分の中からどうしようもなく発してくるwantである。ものは創ってみて初めて価値を生む。人間の脳には140億の脳細胞があってそれを使い切るには234歳まで生きなきゃいけないらしい。安心してどんどん使おう。アメリカの教育制度の多様性は全体の教育水準を引き上げられず深刻な落ちこぼれを作ることもあるが時として天才を生む。お互いに学ぶところがありそうだ。とても学ぶところの多い本だった。学者と芸術家って似てる。僧侶よりも純粋に生きてる気がする。私のwantはいったいどこを向いているだろう。'92

Posted byブクログ