ビューティ・ジャンキー の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ある週刊誌の新刊コーナーで紹介されていた時、よんでみたいなと思ったまま、一年以上が過ぎてしまった。 ある日、図書館で仕事関連の本を探していたら、偶然目に入ってきた。迷わず借りることに。 整形手術を繰り返し、原型を止めていないほどまでに変貌し、それでもまだ、整形手術をしたい。 セレブレティーに多く見られますが、毎日鏡で自分の顔を見ておかしいとは思わんのかと、思わずツッコミを入れたくなりますが。ホントそこまで行くと病気です。身体醜形障害と云うらしいですが…。 この本のタイトルは、的を得ています。 誰でも男前になりたい、美人になりたいと願うもの。 でも、行き過ぎると違う方向にいってしまう。 この本では、特にアメリカ社会でのことが書かれていますが、日本だって人ごとではありません。 プチ整形なるものが流行り出しています。
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驚いた。 毒素を注射して皮膚を麻痺させることで 皺を作らない ボトックス治療 (ちりょう・・?) もちろん 表情筋も動かない しみなどをこすりとるマイクロピーリング。 しわを埋めるコラーゲン注射。 唇をふっくらさせて、胸を大きくして、理想の美を追う人たち。 美食に任せて大き...
驚いた。 毒素を注射して皮膚を麻痺させることで 皺を作らない ボトックス治療 (ちりょう・・?) もちろん 表情筋も動かない しみなどをこすりとるマイクロピーリング。 しわを埋めるコラーゲン注射。 唇をふっくらさせて、胸を大きくして、理想の美を追う人たち。 美食に任せて大きくなった胃を切除して ぐぐっとスリムになると たるんだ皮を切り取る大手術が待っている 皮に埋もれてしまうからだ お金持ちの世界の話だけれど 美は個性ではなく、手をかけた結果の姿で みんな似たり寄ったりの姿なのだそうだ 美しいことは 得 だとは思うが。
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タイトルの「ビューティージャンキー」は、中毒のように美容整形にどっぷり浸かっている人々の意。 アフリカにサファリツアーと称して出かけ、別人のように整形して帰ってくる女性たち、しわをなくすボトックスを打ちすぎて、能面のような表情になってしまったハリウッド女優。きわどい話が盛りだく...
タイトルの「ビューティージャンキー」は、中毒のように美容整形にどっぷり浸かっている人々の意。 アフリカにサファリツアーと称して出かけ、別人のように整形して帰ってくる女性たち、しわをなくすボトックスを打ちすぎて、能面のような表情になってしまったハリウッド女優。きわどい話が盛りだくさんだ。 著者にしても、かなりのビューティージャンキー。 唇の形がどうしてもよくない気がして、整形することにしたまではよかったが、突然、大切な知人が亡くなり、葬儀が処置を予約した日と重なってしまった。処置をキャンセルすればよかったのに、大して時間もかからないからと強行。これが大失敗して唇が大腫れ、とても人前に出られる顔ではなくなってしまった。そして著者は葬儀を欠席。1人自宅で涙にくれる。 こういう本を読むと、ある意味、極端に走りがちなところがとてもアメリカ的と感じる。日本でも美容整形を受ける人はいるが、ここまではやらないだろう。外見さえ整えれば幸せになれるかのような幻想に踊らされるのは、ダイエットも同じか。 著者は『ニューヨークタイムズ』紙のコラムニスト。達者な文でぐいぐい引き込まれる。訳も読みやすい。
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整形がやめられなくなったのは 著者 本人。安全とは言い切れないのに やめられない のがおそろしい。しかし 女優さんの実名をだして 整形してるのをばらしちゃっていいのかな もう あたりまえなんでしょうね。
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