さかな1ぴきなまのまま の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
〝この家には、ひとりのお婆さんと一匹の雄の猫が、一緒に住んでいます...「今日の夜は、おまえの好きな魚の塩焼きだよ」とお婆さんが言うと、 「ぼく、友だち探しにゆく」と、 猫は元気に家を出ました・・・。旅の途中で “本当の友だち” 探しについて考えていると、道の真ん中で青色の蛇と出くわします。猫「ぼく、先を急いでるんで・・・」蛇「お知り合いになれないのは、残念です」…そうこうするうちに… 〟『100万回生きたねこ』の<佐野洋子>さん作・絵による友だち探しの思いが込められた絵本。
Posted by
笑う人はたしかにいるのだけど、 うっとうしく優しくそばにいてくれる人もいるのだ。 佐野洋子はどれを読んでも外れがない。
Posted by
分かるんだけど、描き切れていない。友達ってこういうこと?いやなところもあるけど、いつもいるみたいな。作者のあとがきってこういうばあい、あざといかんじがする。「物語」を説明してはいけないのでは。
Posted by
14分くらい。 おばあさんと一緒に住んでいるのは、男の子の猫。 ある日猫は、友達を探しに出かけて行きます。 そこで出会った一匹のヘビ。猫は、ヘビとは友達になれないと 思って、ヘビから離れようとします。
Posted by
ねこの男の子が友達をさがしに出る。理想の友達ってなんだろう? 彼の迷いっぷりが共感を呼ぶ。ただし大変長いので、読み聞かせにはどうか。14分ほど。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ある日、ねこの男の子が友達を探しに出かける。 だけど、仲良くなりたいと思った素敵なねこの女の子は、血統書つきで相手にしてくれない。最初に出会ったヘビとはあんまり友達になりたくないんだけどな。。っていうお話。 このねこの男の子はとても他人の目を気にしていて、ほんとに見る目がない、笑 友達になろうと寄ってくるヘビが親切にしてくれたことに、ようやく気付いて仲良くなるのは最後の最後、笑 自分たちの周りにもヘビはいるかもしれない。
Posted by
絵の具がはみ出したようなタッチのコワかわいい猫。表情があるようなないような顔つきに、心地よい距離感を覚える。 友達を探しに 、おばあちゃんを置いて家を出て行き、誰かに出会い、避けたり避けられたり、傷ついたり、怖い思いをしたり、助けられたり、、、 欲しくても手に入らないものと舞い...
絵の具がはみ出したようなタッチのコワかわいい猫。表情があるようなないような顔つきに、心地よい距離感を覚える。 友達を探しに 、おばあちゃんを置いて家を出て行き、誰かに出会い、避けたり避けられたり、傷ついたり、怖い思いをしたり、助けられたり、、、 欲しくても手に入らないものと舞い込んでくるもの、去ってしまった何かとまた来るかもしれない何か、 誰かにしてもらうこととしてあげること、、、子供の小さな世界の物語のようで、一生繰り返し出会い、考えさせられていくテーマかも。言葉のやりとりも、みかけよりも高度。スルメのように噛むごとに味が出てくる大人の本なのかも。
Posted by
ずっと気になっていた1冊。 やっとこ読みました。 さのようこさんの本は大人になると、なおいいよ。ってよく言われているけど。 うんうん。大人だからこそわかることが多い気がする。 「時をともに分ち合う事が友情」 あーーーしっくりくる!すっきり!!
Posted by
佐野洋子さんの絵は油絵でも佐野洋子さんの絵だった。 へびさんの粘り勝ちかね。 そうね、友達にも理想ってあるのかもしれない。 でも、理想でできるものじゃないよね、友達って。
Posted by
- 1