「基軸は人」を貫いて の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
すべてのものの根本には人がいる。人の考えや気持ちは変わりやすいものではあるが、心の持ちようで自分の可能性は無限大になる。常に相反する気持ちを持つ自分自信や他人がいることを理解し、変化を楽しむ。イージーな方へ流れやすい自分がいるなら、そこに流れないために自分自身のルールや決め事を作る。常に進み続けることをわすれず、このままの自分でいいとは思ってはいけない。
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ダイキンがなぜ堅調な経営で今も成長しているかこの本でよく分かった。人を大切にする会社だからだ。人間関係の荒んだ世の中だがやはり人つくりが大切なのだ。人は心の持ち方で変わる。非常時でも人員整理をしない会社にしたい、まず聞くことに徹する、暗黙知を継承するも人、創造的破壊、挑戦しないこ...
ダイキンがなぜ堅調な経営で今も成長しているかこの本でよく分かった。人を大切にする会社だからだ。人間関係の荒んだ世の中だがやはり人つくりが大切なのだ。人は心の持ち方で変わる。非常時でも人員整理をしない会社にしたい、まず聞くことに徹する、暗黙知を継承するも人、創造的破壊、挑戦しないことが最大のリスク、マーケットイン、振子は両極に振る、夢と志を熱く語る、等気持ちの熱い社長だと思う。自分も人を大切にし、気持ちの熱い人間になりたい。
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ダイキン工業社長に就任以来、13期連続で増益を達成した、井上礼之さんの日経新聞に掲載された「私の履歴書」をまとめ、さらに加筆されたものが、この本である。著者が京都出身というだけあってか、西日本での売れ行きのほうがいいようである。 第?部 私の履歴書 1〜27話まで掲載 第...
ダイキン工業社長に就任以来、13期連続で増益を達成した、井上礼之さんの日経新聞に掲載された「私の履歴書」をまとめ、さらに加筆されたものが、この本である。著者が京都出身というだけあってか、西日本での売れ行きのほうがいいようである。 第?部 私の履歴書 1〜27話まで掲載 第?部 私の経営論 PART1では、第?部と重なる部分が多いが、PART2は彼の思いが深く書かれており、非常に興味深く読み進めることができた。多くの部分で、京セラの稲盛和夫さんが提唱するアメーバ経営と同じと思われる部分が多く見られた。PART3では井上さんの夢が描かれている。わずか数ページであるが、経営者たるもの実務と、夢が大幅に乖離することもありながら、いかに夢に近づけていくことをしなければならないかという、大変さが垣間見れる数ページであった。 性善説 信頼することから、始まる。信頼関係を築くには、顔と顔が見える関係が必要である。それには、一朝一夕でできるものではなく、紆余曲折しながら、たどり着くものであると、幾度も書かれてあった。幾度も修羅場をくぐってきた方の言葉だけに、重みを感じる。 日経ビジネスの2008年の売り上げベストの西日本の1位に輝いていた書籍であったが、目立ちはしないが、人を信頼し、生かしあっていくということを基本においた、重みのある本であった。
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