砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet(上) の商品レビュー
言わずと知れた、直木賞作家、桜庭一樹さんの名作「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」のコミカライズ作品。 薄めの小説の内容をしっかり上下巻で書き、丁寧なイラストで描かれたこの作品はコミカライズの多くの作品が失敗するなか少ない成功例と言えるでしょう。人によっては原作よりいいと言う人もい...
言わずと知れた、直木賞作家、桜庭一樹さんの名作「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」のコミカライズ作品。 薄めの小説の内容をしっかり上下巻で書き、丁寧なイラストで描かれたこの作品はコミカライズの多くの作品が失敗するなか少ない成功例と言えるでしょう。人によっては原作よりいいと言う人もいるようです。 個人的にはやはり原作の方がすきですが、先に読むならこちらの作品の方がいいかもしれません。
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漫画版で入りました。なんとも言えないお話だったと思います。好きですけどうまい表現はできなかったです。
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小説を読み終わったあとに購入、読みました。絵はあまり好みではなかったのですが、小説の雰囲気を壊してはおらず、むしろきちんと丁寧に描写されていました。
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まず、主人公2人が、いじらしすぎてどうしよう、てくらい、どうしようもない気分にさせてくれる。保護欲を駆り立てられる、っていうか? 特に藻屑がね。ちらほら虐待の跡が窺がえるし、なんか不憫でたまらない。いろいろと妙にイヤな胸騒ぎを感じるけど、物語の展開、というか2人の行く末が気になっ...
まず、主人公2人が、いじらしすぎてどうしよう、てくらい、どうしようもない気分にさせてくれる。保護欲を駆り立てられる、っていうか? 特に藻屑がね。ちらほら虐待の跡が窺がえるし、なんか不憫でたまらない。いろいろと妙にイヤな胸騒ぎを感じるけど、物語の展開、というか2人の行く末が気になって、ページをめくる手が止められなくなります。…上下巻に分かれてるのが、ある種ヒキョウだと思わないでもない(苦笑)
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すっごい良かった!!なぎさの髪型に違和感があったのは最初だけで、どんどんのめりこんでいった。原作の雰囲気をすごい上手く出せてると思う。値段以外にけちつけるとこなかった。
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漫画版上下を鬱が一番酷い時期によく行く本屋でたまたま読みました。 発売された時期に被ってたのかもしれないね…。 なんかコーナーが作ってあって丸ごと試し読み出来るようになってた。 藻屑の心理がいたいほどわかるよ…。 あきらめたくも、なるよ・・・
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読書中... プレイログのログ友が読んでいるみたいなので、便乗して。 同じ作者の推定少女も面白そうなので、いろいろ読み漁ってみたい。 _____ 上巻は読み終わった。 なんとなく面白かった。下巻に期待。 どこが面白いとはいえないけど、なんというか、キャラクターに惹かれたとい...
読書中... プレイログのログ友が読んでいるみたいなので、便乗して。 同じ作者の推定少女も面白そうなので、いろいろ読み漁ってみたい。 _____ 上巻は読み終わった。 なんとなく面白かった。下巻に期待。 どこが面白いとはいえないけど、なんというか、キャラクターに惹かれたというか、 そんなにストーリー動いていないように感じるんだけど、妙に引っかかるというか。 良い感じに、狂気(?)じみてたり、微笑ましかったり(?)、暗かったり?、なんか いろいろ混じってた。
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小説を読んだ後に、購入しました。 小説版とは絵柄やキャラクターデザインが異なります。 こちらの方が現実的なイメージがありました。 原作に忠実で良かったと思います。 個人的にこの人の絵は繊細で好きです。
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マンガなのでさらっと、入ってくる。絵はマッチしていた。イラっとするのは理不尽だからじゃなくて、何だろう、このもやもや。(って感じるのは、すでに桜庭一樹の掌の上)
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下も読みました。てゆーか、え?これって漫画ですよね? 上はわけがわからぬまま、下を読んでようやく話が分かった感じがします。 藻屑が人魚だ嵐だって嘘をついて何度も自分に言い聞かせるようにしていた姿が 話のほとんどを理解したときに痛々しく思えました。 砂糖菓子の弾丸って、こんぺいと...
下も読みました。てゆーか、え?これって漫画ですよね? 上はわけがわからぬまま、下を読んでようやく話が分かった感じがします。 藻屑が人魚だ嵐だって嘘をついて何度も自分に言い聞かせるようにしていた姿が 話のほとんどを理解したときに痛々しく思えました。 砂糖菓子の弾丸って、こんぺいとうのことですよね? 実際にあっても体内に溶け込んで、まるで実態がないかのような。 藻屑はそんな女の子だったのでしょうか。 人に逢いたいがために、自分の身を守るために 人を殺したり、暴力を奮う人を好きになったり、 人間の脳ってなんだかまだまだ科学的にきちんと証明されないようなことが多いと思うのです。 兄の身体から抜けていった濃いピンクの物体は、 もしかして藻屑のお父さんが藻屑にする、暴力をしたい という気持ちと ほぼ同等なのではないかと思います。 想像してみたら、兄もお父さんと似たような感情・衝動に攻められて お父さんはそれに逆らえなくて実行してしまって 兄はそれに必死で対抗するためにひきこもりという形をとったのではないかと。 担任の先生も少ししか出ていませんでしたが、 英雄になろうとしていたことはすごいと思いました。 ただ、英雄ではなく、主人公を救おうという心構えで対応したほうが良かったかのように思います。 結局、うさぎの件だけが分かりませんでした。 あの男の子はショックを受けて同じことしか言えなくなったんだろうけれど でもどうして頭がないとか、そんな少しズレたようなことが言えたのか分かりません。 あのウサギ達は藻屑にやられた・・・?だとしたら理由は何なのでしょう。 お父さんに暴力を受け、それが愛情だと無意識の内に自分に言い聞かせている藻屑は 同じようにうさぎに接したのでしょうか。 なんだかとっても恐くなってきたので終いにします。 今回も感想が長い・・・
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