齋藤孝の学び力 の商品レビュー
学びとは祝祭的な行為。ちょっとした要領のよさなんて、たいして役に立たないと早めに気づいたほうがいいでしょう。というくだりが頬ひっぱたかれたような衝撃でした。もはや痛快。心がついてこない時でも身体で構え(スイッチになるようなこと)をつくるとか、齋藤さん自身も毎日2時間は学びの時間を...
学びとは祝祭的な行為。ちょっとした要領のよさなんて、たいして役に立たないと早めに気づいたほうがいいでしょう。というくだりが頬ひっぱたかれたような衝撃でした。もはや痛快。心がついてこない時でも身体で構え(スイッチになるようなこと)をつくるとか、齋藤さん自身も毎日2時間は学びの時間を作らないとネガティブな気分が出てくるとか、自分だけじゃなくてみんな色々な事情を乗り越えようとしてるだな。
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子供のころの学び積み重ねが人生の積み重ねになる。目標を持っての生活、アウトップットとしての勉強なにやってすごしてきたのかなと考えさせられた。
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チェック項目40箇所。 学びの意味を明確にして、うまく学ぶ力のことを本書では「学び力」と 呼んでいる。 「学び力」はどのように身につけられるのか?そのメリットは? 学びを身につけていない人には逆風が吹いている。 学びとは新しい世界と出会い、自分の中に新しい意味が生まれること。...
チェック項目40箇所。 学びの意味を明確にして、うまく学ぶ力のことを本書では「学び力」と 呼んでいる。 「学び力」はどのように身につけられるのか?そのメリットは? 学びを身につけていない人には逆風が吹いている。 学びとは新しい世界と出会い、自分の中に新しい意味が生まれること。 学びは人に喜びをもたらす。 自分に自身をもたらすのが学び。 新しい自分になる。 福沢諭吉さんも話した「スタート地点は同じ。学びで人生が変わる。」 日本人の特長は勤勉さ。 学ぶことで体からみなぎる前向きな明るさが生まれる。 「教える」習慣の欠如がライバル関係を生み、共生社会を壊した。 学びの習慣がつくことで判断能力や処理速度があがり、 周りを見渡す余裕が生まれる。予測能力もつく。 学び力が精神の安定をもたらしている。 学校の成績はまじめさの尺度でしかない。 社会で求められるのは積極的姿勢。 知識の詰め込みも必要。問題発見・解決能力を磨くことも必要。 社会に出ても自主的に学んで上達できるようになることが 学校の目的。 「上達力」が「学び力」の基礎。 学ぶことで感動と習熟が得られる。 「学び力」には5つの要素がある。 自己認識力・全体把握力・視点移動力・共有力・概念化力 学びには型を作る。構えを整えること。 伸びる人は構えが違う。構えを学びのスイッチに。 構えのできた集団は学習能力が高い。 65点主義でスタート。徐々に完成させる。最初の一歩を踏み出すことが 大事。 他の人からの視点で考えること。 学びの姿勢の低下から嫉妬や保身に走る。 →人間はそもそも怠けるものだから。 まずは「質より量」。限界突破の経験を自信につなげる。 蓄積されたものが行動に現れるから。 とにかく作業を続ける。考え込むのは3分が限界。 質問をすることで学びが加速する。 学び力を身につけることで「戦略的思考」が身につく。 前向きな向上心と学びを楽しむ精神を取り戻そう。
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○他者と共に認識共有する喜び ○上達のプロセス 感動と習熟 気づきのプロセス:今の自分を乗り越える ○共有 対話 ○戦略的思考力 ○学びの前傾姿勢 明るさと祝祭的雰囲気
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相変わらず斎藤先生節全快の今作。今回のテーマは「学び力」について。 教育改革が叫ばれて久しいが、今日的な学力、すなわち世間一般で言われている「生きる力」というものを、齋藤先生なりに解釈、表現している。実際、「学んだ知識をいかに応用して概念化していくか」(本書より)ということは、ま...
相変わらず斎藤先生節全快の今作。今回のテーマは「学び力」について。 教育改革が叫ばれて久しいが、今日的な学力、すなわち世間一般で言われている「生きる力」というものを、齋藤先生なりに解釈、表現している。実際、「学んだ知識をいかに応用して概念化していくか」(本書より)ということは、まさに今日の教育的課題であろう。 身近な例示を多用し、読者に「うんうん、あるある」と思わせる技術はさすが。しかしながら、若干例示によって本質的な論点からずれているようなときもあり、どうにも満点評価とまではいかないかな。 今日の学力観について知りたい人には、オススメの一冊。
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