ばいばい、アース(4) の商品レビュー
「狂騒。NOWHERE (承前)」 名を呼ばれたのは歌姫。 お互いに求めていたのは何だったのか、虚像を映しあってたのなら悲しすぎるだろ。 「聖歌。EREHNOW」 歌声が響き渡る城の中。 選んだ道が違っていれば、闘うこともなければ別れが訪れることも無かっただろう。 「旅人。た...
「狂騒。NOWHERE (承前)」 名を呼ばれたのは歌姫。 お互いに求めていたのは何だったのか、虚像を映しあってたのなら悲しすぎるだろ。 「聖歌。EREHNOW」 歌声が響き渡る城の中。 選んだ道が違っていれば、闘うこともなければ別れが訪れることも無かっただろう。 「旅人。ただ今ここに在りし」 鍵は常に近くにあった。 あまりにも多くの想い出が残った国ではあるが、立ち止まることなく行くだろうな。
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冲方さんの初期の頃のSF マルドゥック・スクランブルから、こっちに飛んできた。 言葉の使い方が特徴的で、なかなか難しい。 でも物語は理解できるし、サクサク読める不思議。
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完結。 全体的に長すぎといえばそうなんだろうなぁ。エピローグなんて、「ロード・オブ・ザ・リング」並な感じです。 でも、これぐらい物語に対しては、やっぱり、これぐらいのエピローグが必要なのかなぁと思います。 熱くて、ぶっとい、良い物語でした。
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とうとう読み切った!読了後にまず感じた。あまりにも長い。 不必要な部分が長く、特に戦闘シーンはチャンバラと作者がいっているように、一種の劇であって、その形式の上に展開されるママゴトのような戦いをみても訳がわからないだけである。各種造語と意味不明な設定も 読者を置いてけぼりにしている。 何でも突っ込んだせいで分けの分からない長大な物語になってしまった。 冲方丁は本質的に戦闘ばかり書いているのか、それとも私が読んだ「マルドゥック・スクランブル」「マルドゥック・ヴェロシティ」「ばいばい、アース」が”たまたま”戦闘ものだったのか。 マルドゥック・スクランブルの解説文にて鏡明が「読者のためと言うよりも、作者が自分のために書いているという気がした。習作めいたところを感じたのだ。」と記してあるように、これは習作なのである。 本書はマルドゥック・スクランブルの下書きといってもいい。 戦って存在意義を求めているという大筋は変わらない。 テーマを伝えるならば、ネグローニのエピソードで十分。作者のやりたいSF的テーマをやるなら解説で上がっていたSF短編のような形でいいのだ。
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全4巻で5年前くらいに発売され スゴいスローな感じで読みました。 それこそ 最終巻はもう前回までの流れが あやふやになっちゃうくらい
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何が悔しいってここまで来てもわからないことが多いと言うこと。 言い回しや名前が理解できそうでわからない。 完全にお手上げではなく、なんとなくわかるようなわからないような…みたいな状態なので、一応最後まで読むことはできたけれど、もやもやで頭の中がいっぱいに。 面白い、面白くないの前...
何が悔しいってここまで来てもわからないことが多いと言うこと。 言い回しや名前が理解できそうでわからない。 完全にお手上げではなく、なんとなくわかるようなわからないような…みたいな状態なので、一応最後まで読むことはできたけれど、もやもやで頭の中がいっぱいに。 面白い、面白くないの前にわからないというのはとても悔しい。 これはまた1巻から再読します。
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圧倒される世界観。広げられた風呂敷のたたみ方は「斜め上」を言った。 若さゆえの勢い。熱めいたものがなんというか「むぎゅっ」としている。勢いで押し切られた…ってのが、素直な感想。 無人のテーマパーク。神々の末裔。彼らが与える答えは想像以上にお粗末で、納得のいくものではなく。「お...
圧倒される世界観。広げられた風呂敷のたたみ方は「斜め上」を言った。 若さゆえの勢い。熱めいたものがなんというか「むぎゅっ」としている。勢いで押し切られた…ってのが、素直な感想。 無人のテーマパーク。神々の末裔。彼らが与える答えは想像以上にお粗末で、納得のいくものではなく。「お前らのいうことはちっともわからないな!」はベルでなくても、言いたくなるセリフ。 田村由美「BASARA」と物語の構造が似ているようにも感じたし、士郎正宗「APPLE SEED」に世界観が類似しているようにも感じた。
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表紙のベルが一気に巨乳に(笑)!! 最後まで旅に出ないのかと思ったけど最後でようやく… 1巻ではファンタジーかと思ったけど、これはSFファンタジーだったのね。
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戦ってばっかりで飽きた。 結局それだけの話ではないのか。もっと別の方法もあったのでは……。 ベルの正体をもっと面白く利用できなかったのか。世界観は面白かったのに残念なかんじ。たんに好みの問題かもしれないが。もう戦いはいいよ。あとアドニスきらい。 マルドゥックが有名らしいのでそ...
戦ってばっかりで飽きた。 結局それだけの話ではないのか。もっと別の方法もあったのでは……。 ベルの正体をもっと面白く利用できなかったのか。世界観は面白かったのに残念なかんじ。たんに好みの問題かもしれないが。もう戦いはいいよ。あとアドニスきらい。 マルドゥックが有名らしいのでそっちを読むまで作者の評価は保留。
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NO WHERE―――― それは嘆きの言葉であり、渇望する言葉。 そのスペルを断ち切ったとき彼らの願いがわかる NOW HERE―――― いまここに・・・。 この文章見たとき鳥肌立ちました。 ちなみにベルの剣のEREWHONが逆文字ということもやっと気づきました(笑) 結構集中して読まないとわからなくなってしまうので、読み進めにくかったです。 冲方さんの読ませ方はほんとに最初が肝心だな・・・。
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