かにむかし の商品レビュー
さるかに合戦を木下順二氏の新解釈でたのしむ絵本です。 九州弁で書かれており、なじみのない方言でしたがリズミカルで心地よいです。それにしても、まさかのきび団子。 一所懸命に登っては落ちるカニを見て、柿を奪う猿は読んでいて気分が悪いし、こわい。カニがかわいそうだとか、柿をとってや...
さるかに合戦を木下順二氏の新解釈でたのしむ絵本です。 九州弁で書かれており、なじみのない方言でしたがリズミカルで心地よいです。それにしても、まさかのきび団子。 一所懸命に登っては落ちるカニを見て、柿を奪う猿は読んでいて気分が悪いし、こわい。カニがかわいそうだとか、柿をとってやろうとか、一切考えない。そんな猿も最後はひしゃげるような目に。昔話の残酷な所もそのままに、リズムに乗って見届ける。
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昔読んださるかに合戦とは少し違っていました。読むのが少し難しいけど、オーソドックスな昔話で楽しいです。 4歳10ヶ月ほどの息子は、読み終えて、「次はさるの子どもが、カニを倒しに行くんやで…」という続きを想像した感想を口にしていて、確かに…と思ってしまいました。 ひどいさるだけど、...
昔読んださるかに合戦とは少し違っていました。読むのが少し難しいけど、オーソドックスな昔話で楽しいです。 4歳10ヶ月ほどの息子は、読み終えて、「次はさるの子どもが、カニを倒しに行くんやで…」という続きを想像した感想を口にしていて、確かに…と思ってしまいました。 ひどいさるだけど、やられたらやり返すというのはどうなのかと、話す良いきっかけになりました。
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り。1490 6y11m She can read this by herself now. Impressive! じ。768 4y3m He loves this.
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すきなとうじょうじんぶつは 子がにたち。 さるをうすがつぶしちゃったシーンがすき。 ・このおはなしはさいしょのばめんがちがう。かきのたねとおむすびをこうかんしないでカニだけがかきのたねをひろう。 ・子がには38ひきもおかあさんガニのおなかからうまれてびっくりした。 ・子がにがき...
すきなとうじょうじんぶつは 子がにたち。 さるをうすがつぶしちゃったシーンがすき。 ・このおはなしはさいしょのばめんがちがう。かきのたねとおむすびをこうかんしないでカニだけがかきのたねをひろう。 ・子がには38ひきもおかあさんガニのおなかからうまれてびっくりした。 ・子がにがきびだんごをつくってなかまをふやすの、ももたろうといっしょだ! ・パンパンぐりって、おもしろい名まえだな。 ・はぜぼう(いねをかってほすときにつかうぼう)がでてくるのがほかのはなしとちがう。いつものなかまよりおおい気がする。 うすがいえの上にのっていうるの、さるはかえってきたときにきづくとおもう。 ・なんでさるは、さいしょはうしのふんをふまないのに、にげていくときにふんじゃうのかな。さいしょはよけてたけどにげるときはもうなにもかまわずににげていたから、つるんとすべったのかな。
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2017.12.2 さるかにの話。だけど、え、きびだんご!?ユニークで古くさくなくて親しみやすい昔話。方言や言い回しなどの言葉も味があって楽しい。読むの難しいけどね。
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・さいごにかにのなかまで、さるをやっつけるところで、ほっとしました。 ・さるはせなかに、火のたまで、びっくりしました。
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子供の頃に読んだ本を娘に読んでいる。 耳の奥では何度も読んでくれた母の声が聞こえるよう。 まさに、むかしばなし。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 有名な日本民話「さるかに合戦」が木下順二氏の新解釈により、ユニークな絵本になりました。 方言の味わいを生かしたリズミカルな再話に、清水崑氏ののびやかな墨の絵がぴったりです。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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うしのふんが仲間になるバージョンは初めて読んだ!改めて読むとすごくおもしろいお話で感動する。素朴な絵も素敵。
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木下順二版さるかに合戦。 絵本というにはちょっと長いのですが、リズムある語り口が面白く乳幼児でも楽しんでいます。 昔話はいろいろなバージョンがあるので比べてみると面白いです。 これは桃太郎でお馴染みのアイテムと問答が出てきています。 お父さんカニが殺され、泡から出てきた子ガニたち...
木下順二版さるかに合戦。 絵本というにはちょっと長いのですが、リズムある語り口が面白く乳幼児でも楽しんでいます。 昔話はいろいろなバージョンがあるので比べてみると面白いです。 これは桃太郎でお馴染みのアイテムと問答が出てきています。 お父さんカニが殺され、泡から出てきた子ガニたちが日本一の黍団子を作り、お約束のやり取りをしてクリ・ハチ・ウシのフン・ハゼ棒・ウスを仲間にして、「がしゃがしゃ ころころ ぶんぶん ぺたりぺたり とんとん ごろりごろり」とサル退治に出かける実ににぎやかな展開。 「さるは とうとう ひしゃげて しもうたそうな これで おしまい」 と、さっと幕引きするところも昔話の潔いところですね。
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