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経営の未来 の商品レビュー

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28件のお客様レビュー

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2018/01/14

経営幹部として何に取り組むべきか考えたい方に読んでほしい一冊。 ロンドン・ビジネススクールで戦略論や国際マネジメントを教える超有名教授の本です。 経営に求められる視野を学べる、おすすめの一冊です。 現場の視点ではなく、経営の視点で取り組むべきテーマとはなにか? 日本基準ではな...

経営幹部として何に取り組むべきか考えたい方に読んでほしい一冊。 ロンドン・ビジネススクールで戦略論や国際マネジメントを教える超有名教授の本です。 経営に求められる視野を学べる、おすすめの一冊です。 現場の視点ではなく、経営の視点で取り組むべきテーマとはなにか? 日本基準ではなく、グローバル企業の最先端で起きている経営の未来を知ることができる一冊。

Posted byブクログ

2017/04/30

従業員を重視した経営の本ということなので、日本的なボトムアップ経営とか、トヨタ的な現場力みたいな感じかな、と思って読み始めたが、ハメルの主張は遥かにその先をいっている。ボトムアップ経営じゃなくて、「ボトムが経営する」みたいな従業員ガバナンスの世界。 著者によると、民主主義も市...

従業員を重視した経営の本ということなので、日本的なボトムアップ経営とか、トヨタ的な現場力みたいな感じかな、と思って読み始めたが、ハメルの主張は遥かにその先をいっている。ボトムアップ経営じゃなくて、「ボトムが経営する」みたいな従業員ガバナンスの世界。 著者によると、民主主義も市場経済も生物進化も、専門家が少数で考える事より、多くの人が考え、実行して、結果をフィードバックしてという繰り返しによって生み出されるもののほうが優れているということを示している。にもかかわらず、企業の内部は、依然としてソビエト型のピラミッド的計画経済が支配的である。企業の内部のマネジメントをより従業員参加の市場原理・民主主義的なものにすることによって、時代変化により柔軟に対応が可能になるとのこと。それがいかにして実現するかというと、Web2.0みたいな従業員の自主的な参加による共同作業という感じかな。 面白いが、本当にそんなことできるんか、と思う。でも,結構、刺激的な実例ものっていて、「あるかも」と思わせる。 個人的には、WEB2.0によって、世界がより創造的になったり、言論のレベルが向上したかというと疑問も多いので、ただちに著者のいうような経営が実現するとも思わないが、思考は確実に活性化した。現実的かどうかは別として、「出現する未来」とともに、従来の経営学のフレームを超えた刺激を与えてくれる本だと思う。 著者のアドバイスも、いきなり過激な変革を企業内で起こそうということではなく、すこしづつ試行していくという感じで、好感がもてる。

Posted byブクログ

2016/05/28

なんでもっと早くにこの本を読んでなかったのかと痛切に感じる一冊。昨今取り沙汰される事の多い、管理無き経営の基礎教科書と言うべき理論が詰め込まれた良書。 この手の話題に興味を持ち、アンテナをはっていても、どうしても業界ならではのプラクティス収集に偏ってしまう。本書では多くの業界にお...

なんでもっと早くにこの本を読んでなかったのかと痛切に感じる一冊。昨今取り沙汰される事の多い、管理無き経営の基礎教科書と言うべき理論が詰め込まれた良書。 この手の話題に興味を持ち、アンテナをはっていても、どうしても業界ならではのプラクティス収集に偏ってしまう。本書では多くの業界において使用前、使用後的な比較もなされており、理論だけでなく実践的なプラクティスを参照できる事も魅力的。ドラッカーやクリステンセンのように繰り返し読む事になる一冊だと感じる。

Posted byブクログ

2015/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

近代の経営手法、つまり従業員がいて、経営者がいて、幹部がいて、上司がいて、階層構造があって・・・というのは必ずしも経営の最適解ではなく、局所解にすぎない。たしかに近代の経営手法は合理的な面もたくさんあるが、人間の創造性とかモチベーションといったものを排除する。 なぜ人々は経営手法がこれ以上発展しないと考えているのだろう。人間を組織立たせるための最も良い手法が、今の経営手法だとなぜ思っているのだろう。オープンソースソフトウェアのコミュニティや、株式市場、民主主義に至るまでの、実際に企業として採用したら無秩序になりかねないような例を見てみれば、どうして企業がそれを採用できないのだろう。 実際にそういった先進的な、イノベーションやモチベーションを奮い立たせるような組織を構築し、企業としても成功している具体例をいくつも示しながら、経営のパラダイムシフトをうながしている。 市場原理を企業内部にも導入すべき。プロジェクトの進行を上級幹部が決めるのではなく、社員による「賭け」として導入する。株式市場とおなじものである。

Posted byブクログ

2014/05/28

この手の本を読むとあれこれ考えてしまい,時間がかかるのであまり好きではない. 経営の未来どころか現在も知らないが,イノベーションの方向性が都市の設計や生物の進化から得られている点で,それなら他の分野の本を読んで他山の石とすれば良いのでは?と思ってしまった. あくまで経営管理の方法...

この手の本を読むとあれこれ考えてしまい,時間がかかるのであまり好きではない. 経営の未来どころか現在も知らないが,イノベーションの方向性が都市の設計や生物の進化から得られている点で,それなら他の分野の本を読んで他山の石とすれば良いのでは?と思ってしまった. あくまで経営管理の方法を変えるための,考え方を教えてくれる本だと思う. 書かれたのがリーマン・ショックの前なので,今なら著者の考えも少し変わっているのではないだろうか. 大事なのはこの本に載っている事例を取り入れるのではなく,現在の経営管理の方法に疑問を持ち,問題の原因を特定して方法を変えていくための,システムを構築するというところにあると思う.

Posted byブクログ

2014/03/24

ネットで引用文を見かけ、興味を覚えて読んでみた。 勤務○年というのは確かに立派ではあるのだが 転職してきた人や若い人など、経験のある人、創造力のある人から 意見をきくこともまた、新しい風となり重要なことである。 だが、現実では新米やよそ者の言うことなど聞こうともしない上司が多い...

ネットで引用文を見かけ、興味を覚えて読んでみた。 勤務○年というのは確かに立派ではあるのだが 転職してきた人や若い人など、経験のある人、創造力のある人から 意見をきくこともまた、新しい風となり重要なことである。 だが、現実では新米やよそ者の言うことなど聞こうともしない上司が多い。 そんな一見簡単な一歩を踏み出せるかどうかというのは 確かに経営学をきっちり学んだ人でなく まったくの門外漢からアイディアが出やすいというのも頷ける話だ。 囚われていないからこそ、柔軟な発想が出来る。 利益は試合途中の得点であって試合結果ではない、などと 中々言えない人も多いのではないだだろうか。 割り当てられた仕事をただするよりも 引き受けたやりたい仕事をするほうがやりがいもあり 効率もあがるというものなのだが、今あるシステムに凝り固まり そう簡単にはシフトしていけないのは勿体無いことだ。 組織が大きくなりすぎると、「我々が決めた」ではなく「彼らが決めた」 に変わってしまうので、効率を度外視して大規模な事業所にせず 小さい事業所を近隣に作るというのは興味深かった。

Posted byブクログ

2013/12/08

5年前くらいに流行ったイノベーションについての本 この手の本て3年くらいで古典扱いされるけど、今でも十分面白いです

Posted byブクログ

2013/11/16

面白すぎて、途中メモ書き多くなったし一週間もかかった。ほぼ同意やけど、「人は革新を求めるもの」という前提だが、同じくらいには「安定による安心」も求めると思う。組織として、どちらに転んでも多分、局所安定解。今は革新がなければ生き残れないとは思う。

Posted byブクログ

2013/08/18

マネジメントをイノベーションせよ/THE FUTURE OF MANAGEMENT ― http://www.nikkeibook.com/book_detail/31380/

Posted byブクログ

2013/08/03

21世紀の企業にとって最も重要な問いは、「我々は周囲の世界に負けない速さで変化しているか?」 「イノベーションを全ての社員の仕事にする」

Posted byブクログ