死体は悲しい愛を語る の商品レビュー
まさに【事実は小説より奇なり】 この本では、どんなドラマより真実が1番 怖くもあり、悲しくもあり。切なくもあり。 考えさせられました。 自ら死を選ぶ人の心の内面まで死体から読み取る監察医としての洞察力、思考力は、 反論する本人が居ないので仕事として凄い事だよなぁ~としみじみ思いま...
まさに【事実は小説より奇なり】 この本では、どんなドラマより真実が1番 怖くもあり、悲しくもあり。切なくもあり。 考えさせられました。 自ら死を選ぶ人の心の内面まで死体から読み取る監察医としての洞察力、思考力は、 反論する本人が居ないので仕事として凄い事だよなぁ~としみじみ思いました。 上野先生の人情味あふれる 死体の事実に対するコメントが 私には救われました。 この仕事は勉強が出来るだけの人には、無理な仕事ですね。
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タイトル通り「悲しい」ものが多く、こんな悲しいものを自慢げに本にしちゃっていいのか、そしてそれを娯楽として楽しんで読んでいいのか、という罪悪感も。
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死後の体を、知識を持って調べると、いろいろな事が分かるらしい。 その中でも、誰かの事を思って、亡くなった方の例が書かれている。 誰かを思うと言っても、愛するが故だったり、憎しみや憎悪によるものもあって、後味が悪く、どうして?と思わずにはいられないケースも多い。
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人間は嘘をつく、死体になってまで嘘をつこうとする・・・切ない偽装自殺や医師による殺人、だが、死体は嘘をつかない。医学博士であり監察医である著者が検死を通して”生きる”とは何かを問うノンフィクション。 確かに監察医は死因を正しく明らかにするのが仕事です。ですが、命をかけてまでつ...
人間は嘘をつく、死体になってまで嘘をつこうとする・・・切ない偽装自殺や医師による殺人、だが、死体は嘘をつかない。医学博士であり監察医である著者が検死を通して”生きる”とは何かを問うノンフィクション。 確かに監察医は死因を正しく明らかにするのが仕事です。ですが、命をかけてまでつこうとしたした嘘を暴かなくてはいけないのは切ないものですね。 本書に実際に起きた事件を扱っていて、中には「話題になったあの事件だ」とすぐ分かるものも含まれていて興味深く読みました。 ただ、専門用語や細かい過程などはほとんど省いてあり、素人にも分かり易かったのですが少し物足りないものを感じました。
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老人の「俺はすごい」という懐古談。 解剖医としては正しいのかもしれないけど、だったら解剖医として死体からわかったことだけを書けばいい。その際、個々の事件がわかるような書き方をする必要はない。伝えたいことがあるなら、個別の事情を変更したって平気なはずだ。 実際の事件を出した上に勝...
老人の「俺はすごい」という懐古談。 解剖医としては正しいのかもしれないけど、だったら解剖医として死体からわかったことだけを書けばいい。その際、個々の事件がわかるような書き方をする必要はない。伝えたいことがあるなら、個別の事情を変更したって平気なはずだ。 実際の事件を出した上に勝手な想像を(死に方の考察ではなく動機に関する想像までを)平気で語れる神経に反吐が出る。 おまけに新しい情報には疎いらしい。ブルーボーイ事件を手前勝手な「道徳」で語られるのはもううんざり。
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2008年3月出版。記憶にある事件も取り上げられていました。インターネットによって、こういった事件の背景にある知識も簡単に入手できるようになっています。知的欲求を満たすだけならいいですが、実行してしまうのは…。図書館予約数は17(08/05/14現在)です。
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