猫と針 の商品レビュー
映画監督をしているかつてのクラスメイトからの撮影のお願いで集まった男女4人。 衣装として喪服で集まったその日が、奇しくも同じクラスメイトの葬式の日となった。 5人はその葬式帰りに撮影を行うが、果たしてこれは本当に映画撮影なのかーー。 前後にある恩田さんによる、なぜ書くことになっ...
映画監督をしているかつてのクラスメイトからの撮影のお願いで集まった男女4人。 衣装として喪服で集まったその日が、奇しくも同じクラスメイトの葬式の日となった。 5人はその葬式帰りに撮影を行うが、果たしてこれは本当に映画撮影なのかーー。 前後にある恩田さんによる、なぜ書くことになったのか、書いていた間、上演中の日記も相まって、おもしろかった! 閉じられた世界で、限られた登場人物で、よくもこう話を膨らませられるもんだなあ。 きっと演劇で観たら、脳内変換とは違ってまた印象が変わるんだろうな。
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2008年作品 舞台台本です。エピソードは恩田さんらしい。 本とビールを取り上げたら、この人死んじゃう感じ。 ノリも酒の勢いが強い。舞台をみたら、小説感が どこなのかわかるのかも。 舞台がわかる人は独特な気がする。 私は何度かみても違いが判らないので。 でもストーリーは恩田ワー...
2008年作品 舞台台本です。エピソードは恩田さんらしい。 本とビールを取り上げたら、この人死んじゃう感じ。 ノリも酒の勢いが強い。舞台をみたら、小説感が どこなのかわかるのかも。 舞台がわかる人は独特な気がする。 私は何度かみても違いが判らないので。 でもストーリーは恩田ワールドです。閉じない。
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あまり臨場感がないというか、まぁ、舞台だと感覚が違うのかもしれないけど。 一応、本を読んでる感が強いのでイマイチしっくりこなかった。内容もイマイチかな。
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2017/5/15読了 所謂ト書き 小説より脚本 読ませる脚本で、小説とは当然違うものの実験的。 謎と伏線部分は小説的でもあるなあと。 (ト書きであることで、必要なものは演技でしょう)
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戯曲ってめちゃめちゃ読むの苦手なんですけど、ほぼほぼいつもの知的無駄話が続く恩田節炸裂でしてフッツーに読めたな・・・。 やはり舞台で観るとひと味違うのかしらん・・・? やっぱ先生のミステリすきだな~~全員が疑心暗鬼ってか相手を信用してない・・・。
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戯曲。会話劇。サスペンス。 恩田さんらしい、落ち着いた、どこか怖さのある雰囲気。 はっきりしない結末も、作者らしいと言えば作者らしい。
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演劇集団キャラメルボックスのために、恩田陸さんが初めて書いた戯曲。 お芝居の台本形式で書かれていて、おもしろかった。 ただ、オチがないので、読後はぼやっとした感じが残った。
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初めて戯曲を読んだ。もちろんのことだけど会話とト書きだけしか書かれていないので、自分の脳内で登場人物が言葉をやり取りしながら動いていて、臨場感たっぷりではらはらした。楽しい! 「人はその場にいない人の話をする」というのはよくあることだけど、この戯曲ではそのことが不穏な雰囲気を...
初めて戯曲を読んだ。もちろんのことだけど会話とト書きだけしか書かれていないので、自分の脳内で登場人物が言葉をやり取りしながら動いていて、臨場感たっぷりではらはらした。楽しい! 「人はその場にいない人の話をする」というのはよくあることだけど、この戯曲ではそのことが不穏な雰囲気をもたらしており、これは伏線か?この人とこの人の関係は?と、登場人物と同化して疑り深くなったり不気味に思ったりした。そして最後の最後の五人の台詞が意味深で不穏極まりなく、すーっと背筋に寒気が。好みだ。
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キャラメルボックスの劇をみた帰りに買った脚本。うまい、とおもったのだけど世間がいがいと低評価でした。
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演劇の台本は、とても書くのが難しそうだが、文章に起こしてある本作だけでも楽しむことが出来た。演劇も見てみたい。
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