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覇王の家 の商品レビュー

4.1

16件のお客様レビュー

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なぜ徳川家が最後に天…

なぜ徳川家が最後に天下を取るに至ったのかが分かります。織田家のように家臣が次から次へと謀反を起こすことはありません。豊臣家のように血縁が少なくて跡継ぎに困ることもありません。徳川家康個人では信長や秀吉に勝るとは言えませんが、徳川家としては他の2家を圧倒的に凌いでいたのです。

文庫OFF

家康嫌いの司馬氏にし…

家康嫌いの司馬氏にしては、けっこう好意的に書かれているではないかと思った。純粋に面白いです。元より随筆小説的な作風ですがこの作品は小説というより、限りなく随筆に近いです。

文庫OFF

2026/01/07

 歴史を辿り、家康の性格を浮き彫りにする。  小牧長久手の戦いから一気に家康の最期へと場面が転換することで、作者が家康のピークとしたい部分でできた読者の興奮の熱を冷まさずに物語を終わらせることができる。

Posted byブクログ

2025/12/20

図書館で借りた本 職場近くの本屋で見かけ、興味を持った。 「覇王の家」とは徳川家のこと。徳川家康の半生を中心に書かれている。ただし、家康のみではなく、その家臣団も含めて描かれている。 家康の本は小さい頃に(小2くらい?)ポプラ社の子供向けの伝記を読んだのが最初である。そして...

図書館で借りた本 職場近くの本屋で見かけ、興味を持った。 「覇王の家」とは徳川家のこと。徳川家康の半生を中心に書かれている。ただし、家康のみではなく、その家臣団も含めて描かれている。 家康の本は小さい頃に(小2くらい?)ポプラ社の子供向けの伝記を読んだのが最初である。そして中2の時に山岡荘八の小説『徳川家康』を中学の図書室で借りて全巻を読んだ。こちらは単行本で13冊、文庫本だと26冊の大書になる大人向けの小説だ。この本はいろいろと面白かった。結果として、学校で習う日本史にも、(効果のあるのは戦国時代と短いにせよ)役にたった記憶がある。 今回読んだ『覇王の家』では、小さい頃に読んだ家康の伝記や小説で感じていた違和感が解消されたことが多くあったので、興味深く読むことができた。そして、徳川幕府の基本的な考え方やスタンスにつながる家康の性格や考え方の司馬氏なりの解釈も興味深く読み進めることができた。いわゆる食えない狸おやじの一面で、それらを具体的にどのような人物であったのか(当然推測も入るにせよ)家康の言動で描かれている。また、秀吉についても主に家康との対峙(小牧長久手の戦い)を通じて描かれており、これがまた「なるほど」と興味深く読むことができた。

Posted byブクログ

2025/03/20

関ヶ原や大阪の陣が抜けていたので消化不良のところはありましたが、小牧長久手の戦いでの秀吉との絡みは面白かった。 司馬遼太郎の人物評はとても丁寧ですね。 やはり、徳川三百年の礎を築いた家康は傑出した人物なんですね。

Posted byブクログ

2024/01/07

主に三方ヶ原の戦いから小牧・長久手の戦いまで。家康の心理、状況把握、立廻りの描写が、まるで政治ショーのようで素晴らしい。本能寺の変以後の主に秀吉との駆け引きが秀逸。

Posted byブクログ

2017/11/16

いつもの事ながら、司馬遼太郎さんにかかると歴史上の人物が見事に再構成されて行きます。 色々なエピソードの中からその人の性格をあぶり出し、そうして出来た人物像を歴史の中で動かす。悪く言えば「見てきたような嘘」なのでしょうが、それを読者に納得させてしまうのが司馬さんの力量です。 ...

いつもの事ながら、司馬遼太郎さんにかかると歴史上の人物が見事に再構成されて行きます。 色々なエピソードの中からその人の性格をあぶり出し、そうして出来た人物像を歴史の中で動かす。悪く言えば「見てきたような嘘」なのでしょうが、それを読者に納得させてしまうのが司馬さんの力量です。 ただ家康という、どちらかといえば地味で面白みの少ない人物を主人公にした為もあるのでしょう、余り筆が弾まない感じもします

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2016/07/10

再読、★2.5。 ここまでくると作家の怨念ですな。本作再読の直前に読んだ『新説太閤記』と合わせて作家にとって都合の良い部分を切り取っての世界構築。まぁこの作家、生粋の小説の作り手とは思えないからこれはこれでありなんだろうけれども、流石にここまでくると悪意めいたものを感じますね、当...

再読、★2.5。 ここまでくると作家の怨念ですな。本作再読の直前に読んだ『新説太閤記』と合わせて作家にとって都合の良い部分を切り取っての世界構築。まぁこの作家、生粋の小説の作り手とは思えないからこれはこれでありなんだろうけれども、流石にここまでくると悪意めいたものを感じますね、当方は。 徳川にも与しないけれども、司馬遼史観にも疑いの眼を向けてますんで評価はこうなります、必然の結果として。

Posted byブクログ

2014/12/06

関ヶ原読了後こちらに。ただの時代小説でなく今の日本イズムの始祖に触れたような感が残る本でした。何百年も前の話にも関わらず、出てくる人々の奥底に眠る思いや動機的なものを丁寧に書かれていて、こういう文が人を飲み込ませるんだなと思わされました。

Posted byブクログ

2014/09/24

信長や秀吉に比べ家康は人気がない、とよく聞きます。おそらく、あまりに神聖化され過ぎているからではないか、と思います。「覇王の家」を読めば家康の「泥臭い人間らしさ」を知ることができます。

Posted byブクログ