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走れ!タカハシ の商品レビュー

3.7

33件のお客様レビュー

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2011/07/24

この本で出てくるタカハシってのは、広島東洋カープの高橋慶彦。 22歳で、日本記録の33試合連続ヒットを樹立した選手。らしい。 たぶんリアルタイムで見てないから、知らなかった。 まぁ、同じタカハシっていう安易な理由で、手に取ってみました。 短編集で、登場人物が、タカハシ走れー...

この本で出てくるタカハシってのは、広島東洋カープの高橋慶彦。 22歳で、日本記録の33試合連続ヒットを樹立した選手。らしい。 たぶんリアルタイムで見てないから、知らなかった。 まぁ、同じタカハシっていう安易な理由で、手に取ってみました。 短編集で、登場人物が、タカハシ走れーとか、がんばれー、打てーとかって言ってるお話。 実在のしかも野球選手が出てくるフィクションなんてこの世に2冊とないんじゃなかろうか。 こないだ、ランニングホームランを打ったんだけど、灼熱の日に打つもんじゃないね。。。その後のプレーに大いに支障が出る…w

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2011/01/25

一昔前の本ですが…。 久々の村上龍。勢いがあって一気に読んでしまいました。 色んな年代、立場の男性のちょっとした物語が、どれも野球と絡んで展開します。 必ず登場するのが、(当時)広島カープの高橋慶彦。主人公や他の登場人物が必ずどこかで「走れ!タカハシ」と叫びます。それは希望だ...

一昔前の本ですが…。 久々の村上龍。勢いがあって一気に読んでしまいました。 色んな年代、立場の男性のちょっとした物語が、どれも野球と絡んで展開します。 必ず登場するのが、(当時)広島カープの高橋慶彦。主人公や他の登場人物が必ずどこかで「走れ!タカハシ」と叫びます。それは希望だったり切実な叫びだったり。そんな色々な願いをかけられるタカハシの、なんとキラキラしていることか。みんな(主に女性たち)が大好きなのも頷けます。 スポーツを見てるときの気持ちって、こうだよなぁ、と思いました。選手の姿に自分を重ねて、彼らが頑張ってくれたら自分も、と思ったり。 まだ私がそんなに野球見てなかった頃の話なので、出てくる選手があまりわからなくて、だから高橋慶彦選手がどんな人だったのか、想像がつかないのですが、すごいスターだったんだなぁと思いました。 父に聞いてみよう。 純粋におもしろかったです。

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2010/09/20

タカハシヨシヒコが盗塁すれば告訴されない。 タカハシヨシヒコが満塁ホームランを打てばツバメにならない。 タカハシヨシヒコを紹介すれば証言台に立ってもらえる。 タカハシヨシヒコがレシーブすれば結婚しなければならない。 いろいろな人の人生がタカハシヨシヒコによって左右される。 いろ...

タカハシヨシヒコが盗塁すれば告訴されない。 タカハシヨシヒコが満塁ホームランを打てばツバメにならない。 タカハシヨシヒコを紹介すれば証言台に立ってもらえる。 タカハシヨシヒコがレシーブすれば結婚しなければならない。 いろいろな人の人生がタカハシヨシヒコによって左右される。 いろいろな人生とは言っても野球選手に賭けちゃうくらいだから 結構ちゃらんぽらんな人生だけれども。しっかり者の話は結構好き。 タカハシヨシヒコ選手は輝いていたんだろうなぁ。

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2010/07/24

最終話のおじいちゃんのは微笑ましかったけど、ここに出てくる男子ってほんと・・・(汗)。 カープが好きだと言ってたら面白いよとすすめられて読んでみました。あの当時の女性は、走れタカハシ!なんて言いません。 私も当時は、表がヨシヒコさん、裏が北別府の下敷き使って勉学に励んで(?)まし...

最終話のおじいちゃんのは微笑ましかったけど、ここに出てくる男子ってほんと・・・(汗)。 カープが好きだと言ってたら面白いよとすすめられて読んでみました。あの当時の女性は、走れタカハシ!なんて言いません。 私も当時は、表がヨシヒコさん、裏が北別府の下敷き使って勉学に励んで(?)ました。今のカープにはイケメンは居ないのが残念です。・・・?・・・この本の感想じゃないってか。 「ヨッシヒッコさ~ん、がんばって~(ハート)」が、当時の女性たちの応援での掛け声でしたね。

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2010/04/02

~出版社/著者からの内容紹介~ ヨシヒコが走るとき、何かが始まり何かが終わる。「ファーストベースにヘッドスライディングしてもそれが様になる日本でも珍しいプロ野球選手」と著者が激讃する広島カープ高橋慶彦遊撃手の輝ける肉体を軸に、野球を楽しむ普通の人々を配した軽快な短篇集。時代を駆け...

~出版社/著者からの内容紹介~ ヨシヒコが走るとき、何かが始まり何かが終わる。「ファーストベースにヘッドスライディングしてもそれが様になる日本でも珍しいプロ野球選手」と著者が激讃する広島カープ高橋慶彦遊撃手の輝ける肉体を軸に、野球を楽しむ普通の人々を配した軽快な短篇集。時代を駆け抜ける爽やかな風とともに贈ります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~

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2009/10/07

なかなか本屋さんで見つからなかったけれど、出会いました。 短編集なんだけど、どの小説も最後にちゃんと タカハシヨシヒコに落ち着くところがとても面白い。 沖縄から黒砂糖を送ってくれるとかね。笑 ひとつひとつ楽しめる作品です。 個人的には一番最後のがすき。

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2009/10/04

広島カープに実際に在籍していた高橋慶彦さんに「走れ!」と願う人たちのそれぞれのお話11編。ほとんどの話がエロ絡みなのが作者らしいのでしょうか?作者の他作品を読んで以降、正直敬遠してたのですがこれは面白かった。今となっては放送禁止用語連発です。「必死になる」ことは、それ絡みが多いと...

広島カープに実際に在籍していた高橋慶彦さんに「走れ!」と願う人たちのそれぞれのお話11編。ほとんどの話がエロ絡みなのが作者らしいのでしょうか?作者の他作品を読んで以降、正直敬遠してたのですがこれは面白かった。今となっては放送禁止用語連発です。「必死になる」ことは、それ絡みが多いということ?必死な姿は滑稽だけど心打たれます。

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2009/10/04

自分にとって3作目の村上龍作品。元広島カープの高橋慶彦選手を題材にした短編集。村上アレルギーのあった自分にとって、この作品は前に読んだ2冊より、かなり気分よく読めた。なぜかと考えてみたが、洒落っ気がとても効いていて内容もコミカルなものだからだと思う。自分の中で村上評は微妙にだがち...

自分にとって3作目の村上龍作品。元広島カープの高橋慶彦選手を題材にした短編集。村上アレルギーのあった自分にとって、この作品は前に読んだ2冊より、かなり気分よく読めた。なぜかと考えてみたが、洒落っ気がとても効いていて内容もコミカルなものだからだと思う。自分の中で村上評は微妙にだがちょっと上がってきた。次は長編を読んでみたい。2008-2-15

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2009/10/04

1989年の短編集。 時代を感じさせない面白さだった。 村上龍はこんな小説も書けるからすごいし、面白いって思える短編集。 読んで全く損はない。 個人的にはオカマの話が最高に良かった。 電車の中で何度も笑いをこらえたけれど、最後はちょっと感動した。 この本から村上...

1989年の短編集。 時代を感じさせない面白さだった。 村上龍はこんな小説も書けるからすごいし、面白いって思える短編集。 読んで全く損はない。 個人的にはオカマの話が最高に良かった。 電車の中で何度も笑いをこらえたけれど、最後はちょっと感動した。 この本から村上龍入門するのもありってくらい良い小説だった。 と言うか、「エログロ!」って思っちゃって村上龍にアレルギー反応起こしちゃってる人にお薦めする。 たぶんイメージ180度変わる。 まだ若い頃の村上龍の勢い、才能が凝縮されています。 久しぶりに良い作品に出会ったと思える一冊。 ちなにみ解説は吉本ばなな。 そんなところもイケてる。

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2009/10/04

出てくる人がそれなりの環境の中でみんな健気で一生懸命です。微笑ましいです。「イチロー」で映画化されましたが、やっぱり「タカハシ」の明るく、さわやかな男前が気分です。

Posted byブクログ