書を捨てよ、町へ出よう の商品レビュー
『正義のために働こうとするものは自らの正義をつくり出さなければならない。』 でも社会は多数決なんだよ。というのが今の社会かなあ、と思った。
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何だろうか、自分の生き方が凄くつまらないものになってしまっている、と思わされた。普通のサラリーマン、普通の家庭に甘んじてる。ギャンブラーでもないし、何かに挑戦している訳でもない。昔の時代の人の方が今よりバラエティでいい加減で、それがいい時代だったと言ってしまえばそれまでだけど、今...
何だろうか、自分の生き方が凄くつまらないものになってしまっている、と思わされた。普通のサラリーマン、普通の家庭に甘んじてる。ギャンブラーでもないし、何かに挑戦している訳でもない。昔の時代の人の方が今よりバラエティでいい加減で、それがいい時代だったと言ってしまえばそれまでだけど、今からじゃ破滅的な適当な生き方は難しいと思ってしまう。憧れる。
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今年2013年の寺山修司の祥月命日にあわせて読み始めた。 15年振りくらいに読み返すのかな? もっとかな? 久しぶりに読む「書を捨てよ、町へ出よう」は やはり痛快。格段に面白い。 若いときに、初めて触れたときとはまた違った面白さか。 それなりに年を経ることでまた違った感性で読める...
今年2013年の寺山修司の祥月命日にあわせて読み始めた。 15年振りくらいに読み返すのかな? もっとかな? 久しぶりに読む「書を捨てよ、町へ出よう」は やはり痛快。格段に面白い。 若いときに、初めて触れたときとはまた違った面白さか。 それなりに年を経ることでまた違った感性で読めるのかな。 これを機に他の寺山作品も読み返そうか。
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タイトルは有名だけどいままで読んでいませんでした。 やはりこのタイトルの「本」というのが最大の矛盾であり、笑どころなんだろうけど。
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寺山修司さんのエッセイは初めて読んだが、かなりアナーキーな人物。 牡馬の様な男性性を復権しようと冗談交じりに意見を飛ばす。 男とは一点豪華主義を貫くべきであり、バランス主義なんて糞食らえという論調で終始一貫しているエッセイ。 第三章ハイティーン詩集は、こんな言葉の使い方がある...
寺山修司さんのエッセイは初めて読んだが、かなりアナーキーな人物。 牡馬の様な男性性を復権しようと冗談交じりに意見を飛ばす。 男とは一点豪華主義を貫くべきであり、バランス主義なんて糞食らえという論調で終始一貫しているエッセイ。 第三章ハイティーン詩集は、こんな言葉の使い方があるのかと驚かされた。
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競馬本・・・ ただ、野球とサッカーの違い、野球はホームに帰るスピード感のない保守的なスポーツ、それを見る人びとのもまた保守の一員。のくだりにはなるほどと感心した。 カレーとラーメンも同様
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(1991.08.25読了)( 1983.08.03購入) 内容紹介 amazon 本なんて糞くらえ! 町にこそ生きる糧がある。現実と非現実の間、自分と他人との間を並はずれた空想力で自由奔放にかけ巡り、野球、競馬、競輪等の遊びから、自殺学入門等々。(中山千夏) ☆寺山修司の本(...
(1991.08.25読了)( 1983.08.03購入) 内容紹介 amazon 本なんて糞くらえ! 町にこそ生きる糧がある。現実と非現実の間、自分と他人との間を並はずれた空想力で自由奔放にかけ巡り、野球、競馬、競輪等の遊びから、自殺学入門等々。(中山千夏) ☆寺山修司の本(既読) 「人生なればこそ」寺山修司著、大和書房、1967.10.01 「幸福論」寺山修司著、角川文庫、1973.01.30 「誰か故郷を想はざる」寺山修司著、三笠書房、1984.03.15 「さらば箱船」寺山修司著、新書館、1984.08.25 「母の蛍」寺山はつ著、新書館、1985.02.15
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あなたの人生は退屈ですか。どこか遠くに行きたいと思いますか。あなたに必要なのは見栄えの良い仕事でも、自慢できる彼や彼女でも、お洒落な服でもない。必要なものは想像力だ。一点豪華主義的なイマジネーションこそが現実を覆す。書を捨てよ、町へ出よう―。とびきり大きな嘘を抱えながら。家出の方...
あなたの人生は退屈ですか。どこか遠くに行きたいと思いますか。あなたに必要なのは見栄えの良い仕事でも、自慢できる彼や彼女でも、お洒落な服でもない。必要なものは想像力だ。一点豪華主義的なイマジネーションこそが現実を覆す。書を捨てよ、町へ出よう―。とびきり大きな嘘を抱えながら。家出の方法、サッカー、ハイティーン詩集、競馬、ヤクザになる方法、自殺学入門etc……。八歳にして詩を書き、時代と共に駆け抜けた天才アジテーター・寺山修司による、100%クールな挑発の書。
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故・寺山修司さんのエッセイ。ふっと書店で目についたので。 社会とかレールとか、決まりごととか平凡さとか、そういうものには唾を吐きかけて、奔放に生きよう……という本。ボロアパートに住んで高級車に乗ったっていいじゃないか、都会的で軟派なプレイボーイになるマニュアルを読むくらいなら...
故・寺山修司さんのエッセイ。ふっと書店で目についたので。 社会とかレールとか、決まりごととか平凡さとか、そういうものには唾を吐きかけて、奔放に生きよう……という本。ボロアパートに住んで高級車に乗ったっていいじゃないか、都会的で軟派なプレイボーイになるマニュアルを読むくらいなら、ステテコをはいて田舎弁丸出しのほうがいい、政府のつごうのいいお題目に流されるな、そういうアレコレです。つまらないレールに乗るな、アウトサイダーであれ……というようなことだと思います。 紹介に「天才アジテーターによる100%クールな挑発の書」と書いてあるんですけども、どこがクールだったのかは、いまいち分かりませんでした。もしかして男の子にしか分からない世界? そもそも私の場合は、世代的にというか性格的にというか、レールの上を大きく踏み外さないで、人の中で浮き過ぎないように周りに合わせて生きることの難しさのほうが、どちらかというと身に沁みているので、あまり共感できるような箇所も多くはなかったのですが、そこはまあ、性別の違いもあるし、それに1935年生まれの、いまとは違う時代を生きた方の主張を、いまの価値観で図れば、違和感があって当然なのかなという気はします。 さておき、賭博と酒と音楽が好きで、戦前生まれで不道徳で天才だったオジサンという、自分とまるでかけ離れた価値観の人の話を読むのは、やはり興味深くもありました。
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60-70年代の世界観が良く分からないので、理解し難い部分が結構あったかな。 自殺論や拳銃論なんかは結構面白かったかな。 一種独特の世界観があるエッセイ。
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