ちいさな ヒッポ の商品レビュー
いつもお母さんの側にいる子カバのヒッポ。 お母さんは、ヒッポにカバの言葉を教えた。そして、「グァオ」がとても大切だと教えた。 ある日、おとなたちが川の泥に埋まって寝ているときに、ヒッポは木の葉と遊ぶために、上の方へ行った。すると、助けを呼ぶ暇もなく、ワニに襲われてしまった。ヒッ...
いつもお母さんの側にいる子カバのヒッポ。 お母さんは、ヒッポにカバの言葉を教えた。そして、「グァオ」がとても大切だと教えた。 ある日、おとなたちが川の泥に埋まって寝ているときに、ヒッポは木の葉と遊ぶために、上の方へ行った。すると、助けを呼ぶ暇もなく、ワニに襲われてしまった。ヒッポは、「グァオ」と叫び、助けを求めると、それを聞き付けたお母さんが吠え、ワニをくわえて、放り投げた。 ヒッポは助かったが、その晩、お母さんからどんな時でもグァオと叫ぶのだと叱られた。 小さな子向けの防犯の本にもなりそう。 版画の絵本。
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「児童青少年の読書資料一覧」(『改訂 児童サービス論』樹村房、2004年)の「小学校初級から中級むき」で紹介されていたので、図書館で借りた。 カバのちいさなヒッポは、おかあさんといっしょ。 なき方を教わっていたある日、ワニに遭遇してしまい……。 見返しを目にしただけで、その鮮やかさに心おどる。 板の木目がわかる版画で、その柄が流線形で波のようできれいだ。 全体的に大胆な構図で迫力があり、デザイン性も高い。 カバの一日の様子もわかる。 子どもが言葉を習得する大切さ、「危なくなったら声を出すんだよ」という教訓の大切さと難しさなども感じる。 子どもに媚びていない絵本で、終わり方もあっさりしている。 目がくぎ付けになりそう、やっぱり「絵本は大人が子どもによんでやるもの」なのだなぁ。
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娘4歳6ヶ月、息子1歳9ヶ月時図書館にて借り 息子お気に入り。 ワニに食べられる?!とワクワクするらしい。 娘は逆にそこが怖いらしい。 怖い絵本と言っている。
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小さなカバの子ヒッポ。 一生懸命言葉を覚えます。 「グァオがとても大事なのよ!!」 とお母さん。 大きなお母さんのそばにいれば、安心。 でも危険はいつ襲ってくるか、わかりません。 一人で遊んでいたときに、ワニに襲われます!! その時に、ヒッポは大声を出し・・・。 「忘れちゃだ...
小さなカバの子ヒッポ。 一生懸命言葉を覚えます。 「グァオがとても大事なのよ!!」 とお母さん。 大きなお母さんのそばにいれば、安心。 でも危険はいつ襲ってくるか、わかりません。 一人で遊んでいたときに、ワニに襲われます!! その時に、ヒッポは大声を出し・・・。 「忘れちゃだめ! ちいさなかばは、どんなときでも グァオって叫ぶのよ!」 カバのお話ですが。 このご時勢です。 防犯ベルよりも何よりも まず「助けて!」と大声で叫ぶことが 大切です。本当に。 全ページ、版画のイラスト。 版画なのに、とても迫力ある多彩なイラストです。
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2013.9.18 1-1 2013.10.2 1-3 -------------------- 2014.5.21 やまゆり級
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◆美しい木版画にうっとりの1冊。木目がナイルのエキゾチックな雰囲気を醸し出しています。紅い色がよい感じ。◆ワニの迫力! そして、それを上回る母の迫力(笑)◆ムスコが独り立ちするその日まで、母は「グァオ」をしつこく教え続ける。私も頑張れ!【2013/08/03】
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大好きな本のうちの1冊。時にやさしく、時には厳しい母の愛、でもお母さんはいつもヒッポを守ってくれる唯一無二の存在です。とても暖かい気持ちになれる絵本。鮮やかな版画の絵もステキです。
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ヒッポはこどものかばです。まだおかあさんのそばをはなれたことがありません。おかあさんは、ヒッポにかばのことばをおしえました。「グァオ」ということばが、ちいさなかばのこにはとてもたいせつなことばなのです。ヒッポはちゃんとつかえるかな?
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版画のかすれた質感とダイナミックな絵が素晴らしいですね。最後の方のおかあさんかばが大きく口を開けてほえるシーンと、わにを放りなげるシーンはものすごいインパクト!好きな本です。
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ワニに引きずり込まれそうになった時にお母さんが助けに来てくれて 読んでいた息子もホッとしていました。 いざという時に自分の身を守るために絶対に大切な事!は 子供もきちんと理解できるまで何度も何度も教え込みたい と思いました。
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