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本当にあった奇跡とアンビリーバブルな話 の商品レビュー

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2024/12/04
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現実にあったことなのに何故かオカルトチックになってしまう話、好きです。 まずは、1912年のタイタニック号沈没事故の話。 遭難事故から生還した日本人がいたのを知っていますか? その人は、鉄道院(昔のJR)の副参事、細野正文氏でYMOの細野晴臣さんの祖父だった。さらに帰国後は、船内に残された婦女子を押し退けて自分だけ助かろうなんて卑怯者という誤ったレッテルをはられて苦しんだエピソードも。この誤解には、13号ボートで生還したイギリス人の手記の「無理やり乗り込んできたズルい日本人がいた」から来ているが、実際正文氏は10号ボートに乗り、しかも最後まで待ち自分以外に乗る人がいないことを確認してから乗り込んでいる。まず、13号ボートに乗り込んだ卑怯者は日本人ではなく中国人だった、10号ボートにはアルメニア人との記録があったが、口ひげをはやしていた正文氏と間違われていた。正文氏は、この濡衣で帰国翌年鉄道院を免職されるが、一言も反論せず1939年69歳で死去。正文氏の名誉は85年後の1997年になって奇跡的に回復された。奇しくも、同年公開された映画「タイタニック」で細野晴臣氏は「自分の人生が歴史的事件と深くかかわっているのを不思議に思います。祖父が生還していなければ、今の自分もいなかったのですから」とコメント。 そして、定番の呪われたケネディ家の話。 最近、トランプ再選で厚生大臣起用での活躍が期待されているロバート・ケネディJrですが、時系列順にキャサリン(28歳で飛行機事故死)、ジョセフJr(29歳で小型機空中爆発)、ジョンFケネディ大統領(46歳で暗殺)、ロバーFケネディ(43歳で大統領予備選に勝利した直後暗殺)、デービッド(29歳麻薬中毒死)、マイケル(39歳でスキー事故死)、ジョンFケネディジュニア(39歳で小型機墜落事故死)など不幸の連鎖が止まりません。久しぶりに政治の表舞台に立つケネディJr、大丈夫でしょうか?しかも親分のトランプさんは暗殺未遂でしたネ。 他にも明治時代の女性超能力者の悲しい話、音楽素人の女性がバッハやショパンやベートーヴェンと交信して書き上げたソナタや歌曲や交響曲は「ローズマリー・ブラウンの音楽」として1970年に発売。 さらに、穴守稲荷神社の鳥居のたたり、ブルース・リーの遺作そっくりの最期を迎えた息子のブランドン・リー、預言者エドガー・ケイシーやジーン・ディクソン夫人(ハマショールド国連事務総長の事故死、ロバート・ケネディの暗殺、キング牧師の暗殺、アボロ4号の事故などすべて予言している)などアンビリーバボーな話がてんこ盛り。

Posted byブクログ