2つの物語 ボスに恋愛中 の商品レビュー

ミシェル・リード(著者),ローリー・ペイジ(著者),槙由子(訳者),高瀬まさ江(訳者)

2010/10/11

「上司と秘書の恋愛」がテーマの本なんだと思われます。
そこそこの長さの、上司と秘書の恋愛ものが２本収録されているので……。
でも海外ものだからなのはわかるんですが、上司を「ボス」って表記してるのが個人的には違和感が……。

それはさておき、内容に関しては私は気に入りました！
どっちも、相手のことが好きなのに（感情的なものやそれ以外の）事情があって言い出せず、お互いにそれを気付いていない。みたいなすれ違いラブの話なんですね。
こういうすれ違いラブ好きだなあ……！

それじゃなんで、星４つなの？と思われるかもなんですが、２本のうちの１本が主人公の出産シーンから始まるんで……
好みがわかれるだろうな、と……
私は好きなんですけどね！
クールなイケメン弁護士が主人公のこととなると冷静さを欠いちゃって……、とか私好みのタイプなので。

でも、ハーレクインを何冊か読んできて、この最後は必ず幸せに終わるって言うのが安定があっていいなあ、と思ってます。
悲恋も好きだけど、期待通りに幸せな結末を迎える物語って、読んでいて安心なんですよね。
ただ、どの作家の本も「この人の書いたものでなくちゃ！」とあまり思えないというか、ハーレクインというジャンルで買うとかそういうタイプのものなのかなと思いました。