日本との出会い の商品レビュー
日本文学者ドナルドキーンさんの前半生の自伝。 彼の日本文学への想いが伝わる本。何度でも読み返す価値がありそう。
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1975年6月初版発行、2002年11月15刷発行 今となってはとても信じられないが、平和の擁護者としてかくも有名になったラッセル卿が、当時はソ連に即刻原子爆弾を落とした方がいいという意見に賛成だった
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大戦前後の欧米における日本語学習事情や、キーン氏来日後知己を得た文豪との関係などが興味深かった。知的な教養人だけど、日本(文学や文化など)への思いは熱く、時にはやや感傷的だったりする。
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ドナルド・キーンが師の角田柳作について書いた「ニューヨークの一人の日本人」がいい。驚くべきはキーン氏の勉強家ぶりで、その彼が「先生は私の知っている人で、一番の勉強家であるに違いない」と言うのだから二度驚く。博識の角田は大学の歴史にも詳しかったらしい。
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