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ナポレオン狂 の商品レビュー

3.9

55件のお客様レビュー

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ブラックユーモア短編…

ブラックユーモア短編集。絶対起こらないとは言えないあたりが恐怖。意外で衝撃的なオチもありよかった。

文庫OFF

阿刀田先生は、こうい…

阿刀田先生は、こういった不気味な短編を書いたら一級品ですね。

文庫OFF

題名作の『ナポレオン…

題名作の『ナポレオン狂』についてのレビューです。誰にでも思い入れのあるもの、集めるためには骨身を惜しまないというものがありますが、そんな心情に取り憑かれた人物の末路を主人公が推測しながら追っていく短編小説です。皆さんもご自分の趣味に照らし合わせて考えていけば、きっとこの人物と同じ...

題名作の『ナポレオン狂』についてのレビューです。誰にでも思い入れのあるもの、集めるためには骨身を惜しまないというものがありますが、そんな心情に取り憑かれた人物の末路を主人公が推測しながら追っていく短編小説です。皆さんもご自分の趣味に照らし合わせて考えていけば、きっとこの人物と同じ行動をとる・・・のでしょうか?

文庫OFF

直木賞を受賞した著者…

直木賞を受賞した著者の傑作短編集。短編でしか味わえないオチの切れと、えもいわれぬ読後感を感じさせる。

文庫OFF

短編といえば阿刀田高…

短編といえば阿刀田高。ちょっと怖い直木賞受賞作です。

文庫OFF

短編集です。最後にあ…

短編集です。最後にあっさりひっくり返される話もあり、メルヘンチックな話もあり色んな種類の短編が収められており読んでいて面白かったです。

文庫OFF

2023/10/19

【最後の一文で世界が変わる】 YouTubeのおすすめ動画で流れてきた「奇妙な味」というジャンルの本。 どことなく仄暗い気持ちになりたくて手に取ってみました。 【感想ほか】 初版が1982年!文体は丁寧な言い回しが多いが、そこまで違和感なく読み進められた。 特にお気に入りの話は「...

【最後の一文で世界が変わる】 YouTubeのおすすめ動画で流れてきた「奇妙な味」というジャンルの本。 どことなく仄暗い気持ちになりたくて手に取ってみました。 【感想ほか】 初版が1982年!文体は丁寧な言い回しが多いが、そこまで違和感なく読み進められた。 特にお気に入りの話は「来訪者」 最後の最後でぞっとする。忘れられない短編になった。 どの作品も最後の一文で今までの前提がくつがえるような、そんな構成の短編集でハッとさせられることが多かった。 1話はだいたい20ページくらい。サッと読めるのも魅力的。 「サン・ジェルマン伯爵考」もお気に入り。最後の2行、その雰囲気言い回しが好き。 巻末の解説にて学ぶことが多かった。 ・恐怖文学のいちばん恐ろしい情景は、筆で書くより読者の想像に任せた方が底知れない広がりがあること。 ・アイデアは備忘録に書き連ねて、それを組みあわせてひとつの小説にすること。 創作をする時に思い出したい。 どうも!ぶろろぐです。 23冊目読破になります。 久々に小説を読んだ感想を載せてみました〜。

Posted byブクログ

2023/02/20

ゾッとするオチや、どんでん返しが多いショートショート集。星新一とは違った作風が楽しめる。表題作『ナポレオン狂』、『来訪者』、『甲虫の遁走曲』がおすすめ。

Posted byブクログ

2023/01/23

名前は知っていたが、作品を読んだのは初めてでした。とにかく日本推理作家協会賞を穫った「来訪者」が最高に怖くて、やられました。技巧的なストーリー展開とは、こういう作品なのですね。

Posted byブクログ

2022/09/19

講談社のキャンペーンで購入。阿刀田さんの名前は知っていたが、読むのはこれが初めて。 なかなか怖いオチの話が多く、説明もはっきりさせないので余韻も大きい。こういう話を書く作家さんなんだなー。 怖さとSFっぽさの入った話はあまり好きではないけれど、そのぶんなかなか読まないジャンルなの...

講談社のキャンペーンで購入。阿刀田さんの名前は知っていたが、読むのはこれが初めて。 なかなか怖いオチの話が多く、説明もはっきりさせないので余韻も大きい。こういう話を書く作家さんなんだなー。 怖さとSFっぽさの入った話はあまり好きではないけれど、そのぶんなかなか読まないジャンルなので新鮮味があった。特に予備知識ゼロで読んだ表題作は結末にびっくり。

Posted byブクログ