播磨灘物語(三) の商品レビュー
荒木村重の説得を命令…
荒木村重の説得を命令された官兵衛は伊丹城で囚われの身になる。特に頑強な武辺者でもない官兵衛が落城まで生き延びた精神力には頭が下がる。
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官兵衛が荒木村重に捕えられた頃が描かれる。獄中で官兵衛は藤の芽に励まされる。身動きのできない絶望的な状況の中でわずかばかりの生命の動きが官兵衛に希望を与える。この物語の中で最も印象的なシーンではないか。
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読了後に★評価をば。 それにしてもくどい、おそらくは山場の一つだろうが、脱線が多過ぎる。 司馬遼好きには堪らんのだろうが、そんなにファンではない当方にとっては、無駄話が多くて官兵衛に浸ることがなかなかできない感ありですな。
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渡辺の綱! 「世の中に自在にやれることなど、指のさきの爪ほどしかないものだ。」注意深く小心に生きていかねばならぬ。
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黒田官兵衛生は主家からの難題――荒木村重を翻心させられれば織田信長に従う――を抱き、伊丹を訪ね、囚われる。一方信長は官兵衛生が裏切ったと錯覚、子松寿丸を殺せという。竹中半兵衛の真情は松寿を救うが、官兵衛生が牢を出た時は半兵衛、既に病死。牢を出でからの官兵衛は身も心も変る……。
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自分の主である小寺にだまされ捉えられた官兵衛。 城でとらわれ、生死の境をさまよう中で自分を見つめ直す。これからの官兵衛のアイデンティテー形成へ向け、変化の時となった。 これより正式に秀吉の配下として新たなスタートを切ることとなるが、これまでよりも一回りも二回りも人間的に成長した官兵衛。 最終巻へ向けてどのようにたち振る舞っていくのか楽しみだ。
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なんか少し盛り上がりかけるような…。 ってか、読んでから日が経ってしまったのであまり記憶が…。 でも残っていないということは「あまり…」ってことになりますよね。
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