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八十日間世界一周 の商品レビュー

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32件のお客様レビュー

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ベルヌの、夢中になっ…

ベルヌの、夢中になって読める名作冒険小説。十五少年漂流記と並ぶ面白さです。

文庫OFF

ヴェルヌの代表作の一…

ヴェルヌの代表作の一つです。英国貴族フォッグ氏は、80日間で世界一周ができるかどうか、友人と2万ポンドの賭をしチャレンジします。フォッグの冷静沈着なところはネモ船長に通じるところがありますね。途中の展開は、もう何でもありの世界です(原住民や盗賊との闘い、象に乗っての草原疾走等)。...

ヴェルヌの代表作の一つです。英国貴族フォッグ氏は、80日間で世界一周ができるかどうか、友人と2万ポンドの賭をしチャレンジします。フォッグの冷静沈着なところはネモ船長に通じるところがありますね。途中の展開は、もう何でもありの世界です(原住民や盗賊との闘い、象に乗っての草原疾走等)。テンポもはやく最後にどんでん返しがあって、大人でも十分楽しめる作品です。

文庫OFF

ジャッキー・チェーン…

ジャッキー・チェーンが出ていた映画のです。壮大なストーリーです。

文庫OFF

時は1872年。英国…

時は1872年。英国貴族フォッグ卿は、80日間で世界一周ができるかどうか、友人と2万ポンドの賭をした。成功を疑う紳士たちをあとに、彼はただちにロンドンを発つ。前途に待つのは、障害に次ぐ障害。汽船、列車、象、そり……ありとあらゆる乗り物を駆って、波瀾に富んだ旅行が繰り広げられるます...

時は1872年。英国貴族フォッグ卿は、80日間で世界一周ができるかどうか、友人と2万ポンドの賭をした。成功を疑う紳士たちをあとに、彼はただちにロンドンを発つ。前途に待つのは、障害に次ぐ障害。汽船、列車、象、そり……ありとあらゆる乗り物を駆って、波瀾に富んだ旅行が繰り広げられるます。

文庫OFF

2024/05/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

明治4年に米欧に渡航した岩倉使節団の「米欧回覧実記」を読んでいるが、その箸休めとして(失礼)、同時期の紀行フィクションとして書かれた「八十日間世界一周」を読んでみた。予定調和の冒険活劇であるが、見知らぬ世界への憧れはいつの時代でもあるなと改めて実感した。ジュール・ベルヌが本書を成して100年経った小学生時代に読んだのだが、更に50年経った今、余計な知恵のついた大人として再読してもなお面白かった。ただ、フォッグ卿が日付を一日間違えたという有名なオチは、50年前は感動したけれど、大人には少々厳しいかな。

Posted byブクログ

2024/04/02

馬車、曾祖父さんから受け継いだ時計。 黒髪で背が低く、せかせかと忙しい日本人。。 audibleで読んだので次は本で。 2024.3.30

Posted byブクログ

2024/01/22

カジノに出入りする紳士、フィリアス・フォッグ氏は、ある晩常連のカジノクラブの仲間たちに、たった80日間で世界を横断してみせよう!と全財産を元手にした賭けをぶちまけます。大見えを切った手前のフォッグ氏は、付き人のパスパルトゥーを従えて、すぐさま慣れ親しんだ日常生活からドーバーを目指...

カジノに出入りする紳士、フィリアス・フォッグ氏は、ある晩常連のカジノクラブの仲間たちに、たった80日間で世界を横断してみせよう!と全財産を元手にした賭けをぶちまけます。大見えを切った手前のフォッグ氏は、付き人のパスパルトゥーを従えて、すぐさま慣れ親しんだ日常生活からドーバーを目指します。危険な場所を通過しながら、船や列車、像でもなんでもいかなる交通手段を使って、挫折を乗り越え80日という時間との勝負に挑む冒険譚。世界一周の名の通り、ロンドンや中国、インドに香港、日本を始め、アメリカやリバプールなどなど、異国情緒あふれる旅路の中で、象に乗って女性を助けたり、アメリカの線路で山賊と戦ったりと、驚くべき事件が満載です。 私の思う本書の面白さとは、フォッグ氏がわずか80日間という期限を区切って世界一周できるという賭けを(大金をかけて)引き受けたことです。そして当然のことながら、彼は期限内に達成するために数学的な頭で旅程を正確に計するわけです。一度心を決めたフォッグ氏は、硬直した日常生活を完全に断ち切って「旅行」というモードに切り替わるのですが、日常生活との対比が本書の妙の一つだと感じています。 本書は新しい鉄道の登場で世界的に観光が盛り上がっていた1873年に書かれたもの。他の多くのヴェルヌの作品と同様に探究心に満ちていて、世界のさまざまなエキゾチックな魅力を一級の娯楽品として提供した内容であり、大人になって読み返してみると、忘れていたドラマチックな結末に今一度惚れ惚れすることになりました。

Posted byブクログ

2024/01/05

実際に読んでいないのに、タイトルだけで内容を知っている気になっている本は意外とあるもの。本作もなんとなくイメージだけで内容を誤解しており、読んで良かったと思いました。 内容は、英国紳士がクラブのカード仲間に「八十日間で世界一周する」ことを賭けて、雇って間もないフランス人の下男を...

実際に読んでいないのに、タイトルだけで内容を知っている気になっている本は意外とあるもの。本作もなんとなくイメージだけで内容を誤解しており、読んで良かったと思いました。 内容は、英国紳士がクラブのカード仲間に「八十日間で世界一周する」ことを賭けて、雇って間もないフランス人の下男を伴って、その日のうちにロンドンを出発。イタリアのブリンティジで鉄道から船に乗り換えてスエズ運河に。この時、銀行から5万5千ポンド盗んだ犯人を追うイギリスの刑事が、犯人はこの英国紳士だと確信してスエズ運河まで追い掛けてきますが、逮捕状が間に合わずに一緒に旅することになります。 この英国紳士、とにかく一刻も狂いなく日常生活を送ることを常としており、旅先での風物などに全く興味がなく、楽しむ素振りもありません。読み始めは、期日しか頭にない主人公に全く共感できなかったです。 しかし、ドジなフランス人の下男が巻き起こす騒動とイギリス人の刑事が巻き起こす遅延工作などにハラハラし、この英国紳士がお金を大盤振る舞いして問題解決していく様のなんと潔いことか。旅の途中で女性が加わり4人になるのですが、気が付けばこの4人の物語にすっかり魅了されていき、最後はとても清々しい物語でした。 なお、日本について言及している部分がありますが、褒め言葉しか見当たりません。著者は日本びいきかもしれないですね。 あと、この作品が新聞に連載されていたのが1872年(発刊は1873年)。当時の日本は明治維新(1868年)から間もない時期で、前年にサンフランシスコへの定期航路が出来てまだ間もない頃です。歴史に「もし」はつきものですが、黒船以降の幕末の動静によっては、日本(横浜)に立ち寄ることもなく、物語の内容がかなり変わってしまっただろうなと想像すると面白いですよね。

Posted byブクログ

2023/05/25

トラブルだらけ! 強靭な意志の力で乗り越えるフォッグ氏と仲間たち!超かっこいいぜ! ラストも痺れる。最高のエンターテイメント作品。

Posted byブクログ

2021/03/02

”結局?この旅行から彼は何を得たのであろう?何を持ち帰ったのであろう?何も!そうかもしれない。何も!しかし彼は……実に偶然ではあったが……美しい女性を得て、もっとも幸福な男性になったのである。こう考えると、たとえ、もっと得るところは少なくても、世界一周を試みる人は、これからもない...

”結局?この旅行から彼は何を得たのであろう?何を持ち帰ったのであろう?何も!そうかもしれない。何も!しかし彼は……実に偶然ではあったが……美しい女性を得て、もっとも幸福な男性になったのである。こう考えると、たとえ、もっと得るところは少なくても、世界一周を試みる人は、これからもないとはいえないであろう” 目下の新型コロナウイルス禍では、クルーズも世界旅行も世界中でご無沙汰の状況です。 しかし、本書の最後に上記のようにあるように、冒険に惹かれて世界一周旅行に駆り出される人はこれからも尽きないのかもしれません。 カジノに出入りする紳士、フィリアス・フォッグ氏は、ある晩常連のカジノクラブの仲間たちに、たった80日間で世界を横断してみせよう!と全財産を元手にした賭けをぶちまけます。 大見えを切った手前のフォッグ氏は、付き人のパスパルトゥーを従えて、すぐさま慣れ親しんだ日常生活からドーバーを目指します。危険な場所を通過しながら、船や列車、像でもなんでもいかなる交通手段を使って、挫折を乗り越え80日という時間との勝負に挑む冒険譚。世界一周の名の通り、ロンドンや中国、インドに香港、日本を始め、アメリカやリバプールなどなど、異国情緒あふれる旅路の中で、象に乗って女性を助けたり、アメリカの線路で山賊と戦ったりと、驚くべき事件が満載です。 私の思う本書の面白さとは、フォッグ氏がわずか80日間という期限を区切って世界一周できるという賭けを(大金をかけて)引き受けたことです。そして当然のことながら、彼は期限内に達成するために数学的な頭で旅程を正確に計するわけです。一度心を決めたフォッグ氏は、硬直した日常生活を完全に断ち切って「旅行」というモードに切り替わるのですが、日常生活との対比が本書の妙の一つだと感じています。 本書は新しい鉄道の登場で世界的に観光が盛り上がっていた1873年に書かれたもの。他の多くのヴェルヌの作品と同様に探究心に満ちていて、世界のさまざまなエキゾチックな魅力を一級の娯楽品として提供した内容であり、大人になって読み返してみると、忘れていたドラマチックな結末に今一度惚れ惚れすることになりました。

Posted byブクログ