1,800円以上の注文で送料無料

論文の技法 の商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/11/13

単なる論文のパターンの説明かと思っていたらまったくことなるものであった。いわゆる文章の書き方である。したがって、日本の文章読本、あるいは理系の作文技術にちかいようなものであった。その中で、リスクについての手紙を引用しているところは珍しかった。また、序文を最初に書かなくてもいい、と...

単なる論文のパターンの説明かと思っていたらまったくことなるものであった。いわゆる文章の書き方である。したがって、日本の文章読本、あるいは理系の作文技術にちかいようなものであった。その中で、リスクについての手紙を引用しているところは珍しかった。また、序文を最初に書かなくてもいい、とか、何回も読み直せ(飾り言葉は削除)など役に立つことも多かった。  具体的な例は英語の翻訳なのでそのままでは使いづらいと思われるが、学部生よりも院生に役立つ本である。特に社会学でフィールド研究をする院生に役立つのは、佐藤郁哉の本でのリストに載せてある通りである。

Posted byブクログ

2010/04/07

内容(「BOOK」データベースより) 本書は論文を書く人のための技法書です。それだけでなく、論文をどう書き始めたらいいのか困ったときに、また論文を書くことに飽きたり、行き詰まったり、恐怖心をいだいたりしたときに、ちょっとしたヒントと勇気づけを与えてくれる本です。アメリカの著名な社...

内容(「BOOK」データベースより) 本書は論文を書く人のための技法書です。それだけでなく、論文をどう書き始めたらいいのか困ったときに、また論文を書くことに飽きたり、行き詰まったり、恐怖心をいだいたりしたときに、ちょっとしたヒントと勇気づけを与えてくれる本です。アメリカの著名な社会科学者が、長年にわたる自らの論文指導の体験をもとに、論文作成の基本的な考え方とその方法を具体例を示しながら説いた必携の書。 著者紹介 【ハワード・S・ベッカー】 1928年生まれ。ノースウェスタン大学教授を経て、現在ワシントン大学教授。社会学専攻。著書にArt Worlds、Outsiders、Boys in Whiteなど。 【佐野敏行】 1953年東京生まれ。京都大学理学部卒業後、東京大学大学院を経て、スタンフォード大学大学院博士課程修了。現在、奈良女子大学助教授。訳書にワイナー/シュナイダー『布と人間』、共訳書クロノン『変貌する大地』など。 目次 はじめに 第一章 大学院生のためのフレッシュマン英語 第二章 ペルソナと権威 第三章 正しいやり方は一つか? 第四章 耳を使って修正する 第五章 一人の専門家として書き方を習う 第六章 リスク 第七章 それをドアから外に出す 第八章 文献の恐怖 第九章 摩擦とワープロ 第十章 最後に一言

Posted byブクログ