ジャンパー(上) の商品レビュー
誰もが一度は夢見る超能力―――「瞬間移動(テレポーテーション)」。本書は、そんな夢のような力を持った一人の少年の物語・・・なのだが、(少なくとも上巻では、)夢も希望もワクワクもあったものではない。 日常的に父親に虐待されている主人公のデイヴィッド。ある日、自宅でいつものように父...
誰もが一度は夢見る超能力―――「瞬間移動(テレポーテーション)」。本書は、そんな夢のような力を持った一人の少年の物語・・・なのだが、(少なくとも上巻では、)夢も希望もワクワクもあったものではない。 日常的に父親に虐待されている主人公のデイヴィッド。ある日、自宅でいつものように父親の暴行が始まろうとし、逃れようとしたその時―――彼の体は遠く離れた図書館に移動していた。この出来事をきっかけに、自分自身に"テレポーテーション"能力が備わっていることを知り、この能力を使って今の惨めな生活から抜け出そうとするが・・・。 「夢のような能力を得たとしても、何もかもが上手く行く訳ではない。」厳しい現実を生々しく描いていると言えなくもないが、あまりにも面白味がなさ過ぎる。普通の少年が"超能力"を得たとしても、やる事なす事この程度、というのも理解できるが・・・理解は出来ても、そんな内容をダラダラと描いたような作品を、面白い作品と評することはできない。(勿論、見せ方によっては面白い作品にもなるのだが、少なくとも本作(本巻)はそれには当てはまらない。) さて、これから下巻を読み始めるのだが、ここからワクワクさせてくれるような展開を見せてくれるのだろうか。ラストで、物語が大きく動き出しそうな展開があったので、下巻は少し期待できるかもしれない。
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映画化もされたテレポートの超能力を持った少年の話。 なかなかエキサイティングな話になってて面白かった。
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きっと先に映画を観てしまったから、この評価になったんでしょう。設定が違うし。 冒険小説でもあって、アクションも恋愛も家族間の問題もいろいろ織り交ぜてあって面白かった。ジャンプ能力があったら…とやっぱり考えてしまう。 テロリストが絡んだ内容なので、これをこのまま映画化できなかったん...
きっと先に映画を観てしまったから、この評価になったんでしょう。設定が違うし。 冒険小説でもあって、アクションも恋愛も家族間の問題もいろいろ織り交ぜてあって面白かった。ジャンプ能力があったら…とやっぱり考えてしまう。 テロリストが絡んだ内容なので、これをこのまま映画化できなかったんだろうなぁ。と勝手に納得した。 続編もあるらしいので、そっちも楽しみ。
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再読です。 何を読むかとリストを眺めていたら、このタイトルが目に飛び込んで。最近、映画化されたんですね。 =========== まあ、ジュブナイルSFと言いましょうか、アクションと言いましょうか。 特殊な能力を持った人間と、その能力を利用しようとする当局の攻防なんてストーリーは...
再読です。 何を読むかとリストを眺めていたら、このタイトルが目に飛び込んで。最近、映画化されたんですね。 =========== まあ、ジュブナイルSFと言いましょうか、アクションと言いましょうか。 特殊な能力を持った人間と、その能力を利用しようとする当局の攻防なんてストーリーはありふれたものなのですが、恋を絡めたり、家庭内暴力をを絡めたりで、飽きさせず読ませてもらえます。 特に優れているとは思いませんが、読みやすく面白い小説でした。 確かに映画化に向いていますね。
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