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大地のうた の商品レビュー

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2013/09/08

サタジット・レイ監督による1955年公開のインド・ベンガル語映画『大地のうた』原作です。 映画はカンヌ国際映画祭で賞を獲得したこともあり、日本でもある程度は知られているようです。 原作であるこちらは1928年の作品。ベンガル地方の貧しい農村を舞台とし、主人公オプー(表紙の少年)と...

サタジット・レイ監督による1955年公開のインド・ベンガル語映画『大地のうた』原作です。 映画はカンヌ国際映画祭で賞を獲得したこともあり、日本でもある程度は知られているようです。 原作であるこちらは1928年の作品。ベンガル地方の貧しい農村を舞台とし、主人公オプー(表紙の少年)と父母、姉の暮らしが描かれています。 物語自体はシンプルなのですが、ベンガル地方の人名や文化に馴染みがないと読み進めるのは難しいと思います。映画と併せて読む方が良いかもしれません。 書店の店頭ではまず見かけないので、図書館など当たってみて下さい。

Posted byブクログ

2011/07/22

作者はインドの方です。 ビブティブション・ボンドパッダエ署、林 良久訳、となっております。レビュー書こうとして戸惑いました… どうやら映画化された作品の原作らしいのですが映画は見ておりません。ベンガルの片田舎に生まれ育つオプー少年のお話、と裏表紙に書いてあります。確かにその...

作者はインドの方です。 ビブティブション・ボンドパッダエ署、林 良久訳、となっております。レビュー書こうとして戸惑いました… どうやら映画化された作品の原作らしいのですが映画は見ておりません。ベンガルの片田舎に生まれ育つオプー少年のお話、と裏表紙に書いてあります。確かにその通り。本当に清貧、と説明するしかない貧しさ。豊穣な自然。私はインドに行ったことはありませんがこういう暮らしをしているのかなあ…と思いつつ読みました。でも裏表紙に登場人物が死ぬ、と先に書くのは反則だと思います…。 オプー少年のお話なのですが正直オプー少年の誕生前に書かれているインディルおばさんのお話が一番印象に残っています。女性で、未亡人で、面倒を見てくれる子供も無い、親身になってくれる親族も居ない。年もとり、社会的弱者である伯母さんの最後はなんともいえない惨い終わり方です。けれどもお金も無い、援助の手を差し伸べることも出来ないことも又事実なんでしょうが…

Posted byブクログ