見知らぬ私 の商品レビュー
ものすごく怖いホラー…
ものすごく怖いホラーというわけではありませんがなかなか楽しめました。おすすめはトンネルです。
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綾辻行人の「バースデ…
綾辻行人の「バースデープレゼント」を初め全8作品収録されているホラーアンソロジーです。ゾッとするものだけではなく、中には少しホロッとくるものや、怖いながらもユーモアを感じる作品など一冊で何度でも楽しめるアンソロジーでした。個人的には「雨が止むまで」と「トンネル」が良かったです。
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夏なのでオバケの話をたくさん読もう!と思って、何冊目か。 なかなか良い「怖い話の本」には会えませんな。 このオムニバスの中でも、らしいお話は「幽霊屋敷」くらい。これはなかなかの怖さ。死んだ娘の幽霊の噂をラジオで聞いて、それを確かめに行くなんて、二重三重にきつい…しかもオバケがす...
夏なのでオバケの話をたくさん読もう!と思って、何冊目か。 なかなか良い「怖い話の本」には会えませんな。 このオムニバスの中でも、らしいお話は「幽霊屋敷」くらい。これはなかなかの怖さ。死んだ娘の幽霊の噂をラジオで聞いて、それを確かめに行くなんて、二重三重にきつい…しかもオバケがすごいあからさまに出てくる。もうちょっとこう、こっそりひっそりわきまえようぜ、オバケなんだから。 しかし、ラストのパワーワード「顔の半分が潰れた顔」で、怖さも半減でしたとさ。
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自分の思いもよらない側面を目の当たりにする不思議を描く話が多くて、ホラーではなかったような…あと登場人物の価値観からバブル残り香を大いに感じた。 高橋克彦の「幽霊屋敷」は、お化けが二段構えになっていて特に面白かった。
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読書録「見知らぬ私」2 著者 綾辻行人、鎌田敏夫、鷺沢萠、 篠田節子、清水義範、高橋克彦、 松本侑子、森真沙子 出版 角川ホラー文庫 p11より引用 “ 人がたくさん集まって場の雰囲気が盛り 上がれば盛り上がるほど、その中にいる自分 が孤独に思える。雰囲気に合わせ...
読書録「見知らぬ私」2 著者 綾辻行人、鎌田敏夫、鷺沢萠、 篠田節子、清水義範、高橋克彦、 松本侑子、森真沙子 出版 角川ホラー文庫 p11より引用 “ 人がたくさん集まって場の雰囲気が盛り 上がれば盛り上がるほど、その中にいる自分 が孤独に思える。雰囲気に合わせて笑顔を振 りまくかたわら、ことさらのように他人の、 そして自分の嫌なところばかりが見えてきて 胸が苦しくなる。心の置き場がなくなってし まう。-きっとこれは、誰しもが多かれ少な かれ経験する感覚なのだろうけれど。” 目次より抜粋引用 “バースデー・プレゼント 会いたい 雨が止むまで 陽炎 トンネル” 名だたる作家陣による、ホラーアンソロジー。 ぶつ切れで不鮮明な意識から目覚め、目の 前を通り過ぎる電車を見送り、目に映る景色 には、なぜか違和感があり…。(バースデー・ プレゼント) 上記の引用は、文芸サークルに所属する女 子大生の胸の内。 なんとなくわかる気がします、私も人の集ま りは得意な方ではないので。 一話一話が短く、読みやすくはあります。 日常の隣にあるような怖さを感じるので、読 んだ本の影響を受けやすい人はより一層怖い かもしれません。 私にはあまり合いませんでした。 ーーーーー
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
見つけた、それ!と読んでみると、どの作品も背筋に冷たいものを感じる素晴らしさ。文章を読み進めて、久々に怖くて部屋で1人キョロキョロしてしまった。 ダイレクトな「幽霊屋敷」。夜家に1人では絶対に読めない。 目当ての「陽炎」。とてもよかった。
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いろいろな作者の様々な文体が楽しめて、 新しい「お気に入り」を見つけるのにグッド(^ ^ 鷺沢 萌さん、じわじわくる静かな恐怖が◎
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ホラーアンソロジー。私が「綾辻行人」という作家を知るきっかけとなった一冊現在でも一番好きな「バースデー・プレゼント」が収録されていますが。他の作品も名作ぞろいのお薦めアンソロジーです。
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私は誰? まだ知らぬ私の扉が、ゆっくりと開かれていく…。人間にとってもっとも不思議な自分自身。その胸の奥底を揺さぶり、うち震わす、本格ホラー・アンソロジー。単行本未収録。 .。☆。.。☆。.。☆。.。☆。.。☆。.。☆。.。☆。.
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(収録作品)水の中の放課後(森真沙子)/晩夏の台風(松本侑子)/幽霊屋敷(高橋克彦)/トンネル(清水義範)/陽炎(篠田節子)/雨が止むまで(鷺沢萠)/会いたい(鎌田敏夫)/バースデー・プレゼント(綾辻行人)
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