転生夢現(下) の商品レビュー
詳細は、こちらをご覧ください。 『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1223.html 2012/10/11 追記 2012年ノーベル文学賞は、中国の莫言(ばく げん、1955年...
詳細は、こちらをご覧ください。 『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1223.html 2012/10/11 追記 2012年ノーベル文学賞は、中国の莫言(ばく げん、1955年2月17日 - )氏に! 2008/8/05 記 上 に引き続き、下 も読みました。 とってもおもしろいので 一気に読んでしまいたい! ・・・ 現状は、なかなかそうもいかず 分厚い本を ゆっくり読みすすむ。 とにかく、おもしろい! ロバでびっくり、牛で感動! ブタであんぐり。 この3匹と 本人!が好き ☆ 文中に、ギョリュウ(御柳)という木が花をつけたロマンティックな描写があります。 ギョリュウってどんな木? 日本ではあまり見かけませんが、楊貴妃も愛したそれは繊細で美しい木です。 内容 : 動物の躰で辿る宿世が現? 激浪の転生で視たものは、中国近現代の実相と人の心の真実だった…。 動物と人の心を重ねもった6度の転生を描く、途方もない物語。 著者 : 莫 言 1955年山東省生まれ。作家。76年に人民解放軍に入隊。 85年「透明な赤蕪」でデビュー。著書に「白檀の刑」など。
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ノーベル賞作家は面白い。 中国山東省で大地主だったが土地改革で銃殺され〜 ロバ、牛、豚、犬、猿と次々と生まれ変わる男の話。 宇宙と時間がクルクル廻って奇想天外! これぞ莫言ワールドの醍醐味。 上下巻合わすと比較的高い書籍となるが、 買えない方は〜 古本はあまり出ていないので図書館...
ノーベル賞作家は面白い。 中国山東省で大地主だったが土地改革で銃殺され〜 ロバ、牛、豚、犬、猿と次々と生まれ変わる男の話。 宇宙と時間がクルクル廻って奇想天外! これぞ莫言ワールドの醍醐味。 上下巻合わすと比較的高い書籍となるが、 買えない方は〜 古本はあまり出ていないので図書館で読むしかない。 莫言をあまり読まれていない方は 「牛・築路」から入られてはどうか。 こちらは文庫もあり短篇で読みやすくオススメ。
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私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ ...
私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ つまらない もしくは趣味が合わない 2012.11.15読了 上巻に併せて、掲載。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
上巻とは全くストーリーが変わってびっくり。そもそも転生した豚、犬から主人公が人間達に移って、最後の猿にいたっては、猿の意識が全く出てこない。そして、それぞれの人生がものすごい展開をみせる。昼メロあり、最後のどんでん返しあり。ひとつの小説でこれだけバラエティの富んだストーリーが織り込んであるのはすごい。日本にはない作風。だけど、ノーベル賞受賞というのは、なんとなくしっくりこないな・・・
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本書では西門鬧という地主が殺害されたあと,閻魔大王に無実の罪を訴え,現世に次々と転生していく。上巻では山羊,牛,豚となってかつての近親者の家畜となる。 下巻は上巻よりも話がスピードアップする。豚の章は特にのりのり。ついに人に飼われるだけでなく,飛び出してイノシシの群れを率いるよ...
本書では西門鬧という地主が殺害されたあと,閻魔大王に無実の罪を訴え,現世に次々と転生していく。上巻では山羊,牛,豚となってかつての近親者の家畜となる。 下巻は上巻よりも話がスピードアップする。豚の章は特にのりのり。ついに人に飼われるだけでなく,飛び出してイノシシの群れを率いるようにもなる。犬の章では,もうひとりの語り手である藍解放の浮気シーンが秀逸。 奇想天外な物語に饒舌でリズムのいい語り,根底に流れる民衆の権威への反抗といったテーマは白檀の刑に通じる。ただ,話全体のまとまりで行くと,「白檀の刑」の方が良かった。それでも十分おもしろい。
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