アメリカ50州を読む地図 の商品レビュー
さすがアメリカ、州ご…
さすがアメリカ、州ごとにまるで一つの国のように 様子が違うんですね。短期の旅行ならさほど必要ない知識ですが、もしアメリカに移住するなら絶対必要な事が書かれているので、そういう方にお勧めな本だと思いました。
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同じ国であっても、ま…
同じ国であっても、まるで小さな国がひとつの国を形成しているようだ。
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「地図でスッと頭に入る」シリーズのアメリカ50州も同時に借りてきたので比べてしまうと、こちらは地図も白黒の小さなもので、字ばかり。説明文は各州約3ページ。出版年も今から27年前とだいぶ古いのだが、しかし文字だけなのでともかくも読み始めると、引きこまれてしまう。順番はアイウエオ順。...
「地図でスッと頭に入る」シリーズのアメリカ50州も同時に借りてきたので比べてしまうと、こちらは地図も白黒の小さなもので、字ばかり。説明文は各州約3ページ。出版年も今から27年前とだいぶ古いのだが、しかし文字だけなのでともかくも読み始めると、引きこまれてしまう。順番はアイウエオ順。 1994.11.25発行 1995.1.30第4刷 2021.10.15図書館
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
辞典とまでは言えないが、米国を州毎に簡明に解説する書。その発端が読売新聞記者時代に米国ワシントンDC.に赴任中、米国での家族旅行を、鉄族である息子さんの希望に沿って、大陸横断鉄道で踏破したことにあるらしい。なんとも微笑ましい裏話。◆米の政治外交分析だけでなく、Xファイル等の米ドラマや映画、小説のお供になるかも。◇多様な産業、人種、そしてルール。面積小の日本に比べ、米国人が国内地理を押えるのはなかなか時間を要しそう。ましてや国内より遥かに遠い他国への認識・理解はおろか、関心さえ生まれない要因を垣間見た感。 ◆1998年(底本1994年)刊行。著者は元神戸市外国語大学国際関係学科教授。
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3月に亡くなった浅井信雄先生の力作。 アメリカ50州+ワシントンDCをすべて解説しているので、そのまま読み進んで行っても面白いし、辞書代わりにもできる。 それぞれの州に特徴があって興味深い一方、どの州にも根強い地方自治の精神を感じる。近年、環境先進都市として注目されているオレ...
3月に亡くなった浅井信雄先生の力作。 アメリカ50州+ワシントンDCをすべて解説しているので、そのまま読み進んで行っても面白いし、辞書代わりにもできる。 それぞれの州に特徴があって興味深い一方、どの州にも根強い地方自治の精神を感じる。近年、環境先進都市として注目されているオレゴン州ポートランドには一度行ってみたい。
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アマチュア無線の関係で50州全てを2文字の略号で書き出せる程度には各州の位置も含めて覚えてはいる。でもそれぞれの歴史とか産業についてはさっぱり。 デラウェア州がデュポンの本拠地だとか、シアトルはとても気候が良くて住みやすいとかね。 政治的な状況を示すのにクリントン、ドール、ペロー...
アマチュア無線の関係で50州全てを2文字の略号で書き出せる程度には各州の位置も含めて覚えてはいる。でもそれぞれの歴史とか産業についてはさっぱり。 デラウェア州がデュポンの本拠地だとか、シアトルはとても気候が良くて住みやすいとかね。 政治的な状況を示すのにクリントン、ドール、ペローの支持率が示される程度に古いが、それでもまとめて読むと各州の違いが分かって面白かった。
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母親の家から借りてきた本。 アメリカの各州について歴史や、歴史に基づく特徴などが簡潔に書かれている。 行ったことのある州については改めて認識を新たにし、まだ訪れていない州については行きたい気持ちを高めることができた。 いつかはすべての州を訪れてみたい。
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ひとつひとつの州について、分かりやすくて面白いエピソードが紹介されている本。州ごと、という発想が新鮮。この本を丸暗記したら、アメリカに関する他の本を読んだ時にずいぶん、理解度が変わるだろうな、、、とはいうものの、そこまで読み込むことは難しいので、いつでも辞書のように、開けるように...
ひとつひとつの州について、分かりやすくて面白いエピソードが紹介されている本。州ごと、という発想が新鮮。この本を丸暗記したら、アメリカに関する他の本を読んだ時にずいぶん、理解度が変わるだろうな、、、とはいうものの、そこまで読み込むことは難しいので、いつでも辞書のように、開けるように!座右の書にしようかと思っているところ。 もちろん、内容に多少偏りがあったり、ずいぶん大雑把だったり、という箇所は多々あるとしても、各州のイメージが私の中に出来上がることが大事なので、そうした意味でとっても役立つ本でした。
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アメリカにある50の州の特徴を全部、アルファベット順に紹介していっている本。各州ごとの説明は平均6ページ程度でまとめられていて、おおまかにその州のことを理解するには丁度いい分量になっている。 アメリカも、ニューヨークとかロサンゼルスとかのことなら、色んな情報が入ってくるけれども、...
アメリカにある50の州の特徴を全部、アルファベット順に紹介していっている本。各州ごとの説明は平均6ページ程度でまとめられていて、おおまかにその州のことを理解するには丁度いい分量になっている。 アメリカも、ニューヨークとかロサンゼルスとかのことなら、色んな情報が入ってくるけれども、真ん中のほうとか、田舎のほうの州になるとさっぱりどういうところだかわからない。それらを分け隔てなく、どこの州についてもきちんと解説してくれているというのは面白い。 今まで名前を聞いたことのないような場所ほど、斬新な話しが多くて楽しめた。本が出版されたのはクリントン政権下の時代なので、今となっては若干古い記述もあるけれど、タイムリーな話題はあまり含まれていないので、ほとんどの内容は現在でも影響ない。アメリカという国の途方もない国土の広さと、地域によってまったく異なる多文化性をあらためて実感させられる本だった。 キーウエストの最南端の碑には「ハバナ(キューバの首都)まで90マイル」ともある。車で走れば一時間余りで行ける距離だ。(フロリダ州)(p.64) シカゴを抱えるのはイリノイ州だが、州都は大都会シカゴではなく、スプリングフィールドである。中部州の特徴は、社会的変化を先取りする西海岸や、政治変動の先端をゆく東海岸から隔絶されて、ゆっくり変化するか、または変化を拒む保守傾向が強いことだ。(イリノイ州)(p.87) ミシシッピ川とミズーリ川に挟まれた典型的な農業州である。米国のA級土壌(最も肥沃)の四分の一はアイオワ州に集中し、州の土地の95%以上は農業に利用されている。(アイオワ州)(p.99) ベセスダは高級官僚のベッドタウンである。一帯は地下鉄やバスといった大衆交通路線から離れ、だから犯罪に走りそうな貧困層は近寄りがたく、ゆえに不動産価格の高い、全米有数の高級住宅地とされている。(メリーランド州)(p.131) ミシシッピ州の特性は、貧困と人種差別であり、マイナス・イメージが強い。歴史もまた貧困と人種差別にいろどられている。南北戦争の主戦場となってひどい戦禍を受けて以来、全米でも最も貧しい州となり、その状態は今日も続いている。(ミシシッピ州)(p.153) 不夜城はカジノだけでなく、夜間も門を閉ざさない結婚式用の教会もあちらこちらにあり、結婚目的のカップルが全米から集まってくる。費用は数十ドルから数百ドルで、結婚産業の言葉も使われる。離婚の手続きも簡単で、これもビジネスになる。結婚率も離婚率も全米平均を上回る年が多い。(ネバダ州)(p.178) 州南端サンランドパークの東を流れるリオグランデ川はメキシコとの国境だが、幅10メートルほどしかないため、金網を破っての密入国者があとを絶たない。潜入に成功すれば、どんな働き口でも米国の法が保障する最低時給にありつけるが、その額はメキシコでの日給にほぼ相当するから、魅力的な求職越境といえる。(ニューメキシコ州)(p.197) オランダは、オルバニイ付近に最初に建設された植民地にニューネザーランドと命名、いまの州域一帯に支配をひろげた。1626年、オランダはマンハッタンを住民のインディアンから買い取りニューアムステルダムと名どけた。伝説では買値は24ドルとも40ドルともいわれる。(ニューヨーク州)(p.202) ユタ州の保守的風土はモルモンという宗教を除いて語れない。州人口の約70%もしめ、独自の生活や信仰を守ろうとする彼らの努力が、どうしても保守につながるのである。(ユタ州)(p.274)
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アメリカ人と接することは多いのだが日本があまりにアメリカナイズされていて話題に困ることがある。興味のない州は斜め読みをし、一通り見ると地名、歴史などが記憶に残る。(08-1)
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