ドバイがクール の商品レビュー

槇島公(著者)

2012/01/03

おすすめ度：95点

ドバイという我々からは別世界にみえる都市を語る秀逸の書。
脚光を浴びる巨額の国家予算を投じた観光立国に関してだけではなく、政治、社会、大衆、文化、衣食住、歴史が筆者の知性溢れる文章で綴られている。
今や、巨額の債務に悩むドバイではあるが、そのことによってこの本が色褪せることはない。

2010/12/25

最初からこれ読んでおけばよかったぜ、なドバイ情報本。
ドバイ案内書は、少ないながらも諸々でていますが、観光地じゃないドバイの現地人の生活についての記述があるのは、この本くらいです。
それができるのも、著者さんがドバイに１０年以上の滞在歴があるからかも。
一般的な観光地情報も、それぞれに濃い紹介がされており、読んだだけで言った気持ちになれます。項目自体はけっして多くないものの、ジュメイラモスクやドバイ博物館、ゴールドスークなど主要な観光スポットはばっちり紹介されてますし、一方でクリークサイドパークや近隣都市アルアインなど通なポイントも記載されてます。どれもこれも、観覧料金など費用がばっちり記載されてることも高得点です。発行年がちょっと古いため２０１０年現在とではやや事情が異なる点が残念ですが、ドバイ行くならとりあえず読んどけな本として間違いはないです。