奇策 北の関が原・福島城松川の合戦 の商品レビュー
関ヶ原の戦いの結果を知り、上杉家の武将本庄繁長が守る福島城に迫る伊達政宗。歴戦の強者である老将繁長はいかに城を守るのか。
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上杉家の武将、本庄繁長が主人公の小説です。上杉家を裏切ったこともあり、あまり評判は良くないかもしれませんが、上杉家屈指の猛将として活躍したのも事実。この小説では若い頃ではく、晩年の関ヶ原の戦いが舞台ですが、これがまた面白い。関ヶ原の局地戦ということも興味深いですが、あの伊達政宗に...
上杉家の武将、本庄繁長が主人公の小説です。上杉家を裏切ったこともあり、あまり評判は良くないかもしれませんが、上杉家屈指の猛将として活躍したのも事実。この小説では若い頃ではく、晩年の関ヶ原の戦いが舞台ですが、これがまた面白い。関ヶ原の局地戦ということも興味深いですが、あの伊達政宗にいかにして立ち向かったか。有名でない武将の小説は展開を先読みしにくく、楽しいですね。 読了日 2009年7月
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上杉家に属し、以前には謙信に反旗を翻したこともあるつわもの本庄繁長と伊達政宗との戦いの話。繁長が城主と知って恐れる政宗、そりゃ健康法レベルじゃないよと突っ込みたくなるほどタバコを飲み続ける政宗、翻弄される黒脛巾組、なんか政宗を尻に敷いている気がする小十郎親子、上杉となぜ手を結ばな...
上杉家に属し、以前には謙信に反旗を翻したこともあるつわもの本庄繁長と伊達政宗との戦いの話。繁長が城主と知って恐れる政宗、そりゃ健康法レベルじゃないよと突っ込みたくなるほどタバコを飲み続ける政宗、翻弄される黒脛巾組、なんか政宗を尻に敷いている気がする小十郎親子、上杉となぜ手を結ばなかったのかと振り返る政宗…と伊達家というかほぼ政宗には余り良いところはなかったですが、本庄さん家もまた一筋縄ではいかなくて、裏切り者が居るんじゃないかという話になって、それがまたどんどん真実味を帯びていって…と終始目が離せない展開でした。
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けっこうマイナーな武将、本庄繁長と伊達政宗との戦いを描いた作品。小説的にはいまいち盛り上がりきれないが、こんなマイナーな戦いに焦点をあてたことは面白い。
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