赤川次郎ワンダーランド の商品レビュー
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対談あり,短編あり,読者の感想あり, 「ワンダーランド」というのにふさわしい、 手作り感満載の情報本。 1983年に刊行。 問題小説スペシャル ルパン「赤川次郎読本」から 「待てばカイロの盗みあり」を除いて文庫にしたものとのこと。 「標的」という短編がある。 殺しを依頼された相手は素人の若い女性。 狙うが何度も失敗する。 女性から,依頼者は父だと告白される。 女性が父を狙うのを助ける。 最後は女性を殺してしまう。 最後は2人で逃避行というのはロマンチックすぎるのでしょうか。 対談あり,5人の愛好者の会の方々との談話あり, 赤川次郎愛好者必須の資料。 後書きに 1 永井夕子と宇野警部 2 三毛猫ホームズ 3 泥棒と女刑事の夫婦 4 大貫警部と井上刑事 5 吸血鬼の娘エリカ について紹介している。 マザコン刑事 第9号棟の仲間たち こちら団地探偵局 は名前だけ紹介。 その後、まだまだ系列物を出しているので,すごいとしか言い様が無い。 一度、お勧め度の順番付けをしてみたい。
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