植物一日一題 の商品レビュー
10月桜というのが気になっていたところ、たまたま見つけた東京都の公園のサイトによると、浜離宮恩賜公園で見られるらしい。 もちろん、池上本願寺の御会式でも見られるはずですが、どちらも自分では確認してません。 ちょうど怪と幽で、オニフスベを試食してた!と思ったら、牧野先生曰く、友人...
10月桜というのが気になっていたところ、たまたま見つけた東京都の公園のサイトによると、浜離宮恩賜公園で見られるらしい。 もちろん、池上本願寺の御会式でも見られるはずですが、どちらも自分では確認してません。 ちょうど怪と幽で、オニフスベを試食してた!と思ったら、牧野先生曰く、友人が試食したので毒はないとのこと。 毒きのこの確認ってこんなゆるい感じなのか? 無事で何よりです。 1番びっくりしたのは、芭蕉はバナナという意味なこと。 つまり松尾芭蕉は松尾バナナで、よしもとばななみたいなものってこと? むしろ、よしもとばななって、わかってて洒落のつもりでつけたのかな。知らないけど。 1番好きなのは、無憂花の話。 インドにあるという、美しい樹を想像する。 絵も写真も載っていないからこそ。 そもそもなぜ植物の分類が問題になるのか。 からぴんとこない人は解説から読むと良いです。 わたしは途中までよく分からず読んでました。 子供の頃からずっと、百合という名前はなぜゆりと読むのが全く理解不能だったのですが、 こういうのって、中国の植物名に日本の植物を当てているから起こるのですね。納得。 甘栗は日本にないってことは(もちろん、このエッセイが書かれた1946年からたくさんの変化があったはずだけど)、 おやつの甘栗は全部中国の輸入品ということで、国産とか書いてあったら嘘の可能性ありってことですね。 国木田独歩の牛肉と馬鈴薯は じゃがいもと読んじゃだめであって、 北海道に馬鈴薯は無いのでタイトルが意味をなさない。。。 東京で人生の目的もなく牛肉を食うのか、 北海道でじゃがいもを食べながら大きなことを成し遂げるのか。 理想か現実か、そんな話を詭弁を交えながら語る、話じゃなくなってしまいますね。 どっちでも良いですけどね。 なんて思ってしまう私のような人は、分類学者に向いていない。 野尻抱影の名前がさらっと出ているところが素敵。同じ時代を生きて交流があったなんて!
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2024/02読了。流し読み。 ほぼ全編、植物の名前の間違いを指摘してるのでは…?という感じで、文体も読みやすくはなく、正直つらく、流し読みしかできなかった。しかし牧野富太郎がウイットに富んだ人で、とてつもない知識量であることは分かった!朝ドラらんまん、面白かった。
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朝ドラのモデルになった人らしいので、気になって読み始めました。知らない植物がほとんどだったので調べながら読むのが楽しかったです。ただ、漢字とカタカナが混じっているところが読みにくかったです。
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結構…むずかしい。。。 専門的な内容。 理解ができるように読むのは諦めてサラッと読む。 ほぼ全否定。なにそれ笑 牧野富太郎って面白い人だったんだろうなー。 今やってる朝ドラこの人なんだ… 面白そう…かも… 身近で名前を聞いてパッと思い出せるものは面白かったので 植物好きな人は...
結構…むずかしい。。。 専門的な内容。 理解ができるように読むのは諦めてサラッと読む。 ほぼ全否定。なにそれ笑 牧野富太郎って面白い人だったんだろうなー。 今やってる朝ドラこの人なんだ… 面白そう…かも… 身近で名前を聞いてパッと思い出せるものは面白かったので 植物好きな人は面白いと思う たまにパラパラめくって楽しむ本
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図書館本。ひょんなことから手に取った一冊。当時の世間一般の植物常識の間違いをバッタバッタと正していくエッセイ。学名や漢文の説明を読むのに骨が折れ、段々と掻い摘んで読むようになり、そして挫折。また機会をみてチャレンジしたいです。
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トイレ本。あの名前のつけ方はおかしい!という記事が多い。それを名実考というらしい(解説より)。昔は植物が今よりも日常生活に多く組み入れられていたのだろう。植物(花や木)の知識がないとイメージしずらいので読みにくい。現代は,小学校や中学校で出会う植物で多くの人(男?)の植物に関する...
トイレ本。あの名前のつけ方はおかしい!という記事が多い。それを名実考というらしい(解説より)。昔は植物が今よりも日常生活に多く組み入れられていたのだろう。植物(花や木)の知識がないとイメージしずらいので読みにくい。現代は,小学校や中学校で出会う植物で多くの人(男?)の植物に関する知識は構成されているかも。
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世界的な植物学者として著名な牧野富太郎氏の植物エッセイ。専門的な文章で綴られた一編あり、平易な言葉で感想を綴った一編ありで、のんびり読み進めるにはちょうどいい感じ。万葉時代の古名や原産地、来歴など話題が自由自在なところも楽しい。
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栗は日本になくクリは中国にない。馴染み深い植物の名前の由来を中心に植物のあれこれを綴った随筆集。分類学者らしい厳密さと、人間味溢れる柔らかい文体、ボタニカルアートのように美しく精緻な植物のスケッチが織り交ぜられていて、読んでいてとても楽しかった!
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