猫のいる日々 の商品レビュー

大佛次郎(著者)

作家と猫はよく似合い…

[文庫ＯＦＦ]

作家と猫はよく似合います。猫への愛情がこもった本で、猫好きなら共感して読めるでしょう。

生涯においてたくさん…

[文庫ＯＦＦ]

生涯においてたくさんの猫と過ごした作家、大仏次郎。その猫エッセイの集大成で読み応えがありました。

猫好きだった作家・大…

[文庫ＯＦＦ]

猫好きだった作家・大仏次郎のエッセイ。洞察にあふれていて、猫好きはもちろん、そうでない方でも楽しめると思います。

2018/10/14

大佛次郎の猫にまつわる随筆、小説、童話を集めたアンソロジー。スイッチョ猫も初めて詠んだよ。
随筆の嫌みのないエスプリ具合に大佛の洗練されたスタイルを感じた。

2016/07/10

個人的には一番好きなネコの本です。
ネコが常に10匹以上出入りをしており、名文で悲喜交交が綴られています。

2011/08/23

池波正太郎、向田邦子、浅田次郎など、作家と猫は不思議な関係。中でも、猫を十数匹飼っていた大佛次郎の猫に関するこのエッセイは、猫への愛情のみならず、猫に対して敬意を抱いていて、ほほえましい。鎌倉の風景と、猫の情景が浮かんできて、猫好きなら、一度は読んで欲しい内容です。

2010/05/31

鞍馬天狗の原作者で猫を500匹世話したおっさんの猫話を集めまくった本。だいたい猫話はうんざりさせられるものは多いが、猫との距離のとり方が絶妙でゆかいに読めた。動物の話が理解できるおばさんの話を見て泣いちゃうレベルの人には物足りないかもしれんが。
あと、明治生まれのロック論は一読の価値あり。

2009/10/04

鞍馬天狗の作者がこんな素敵な「猫本」を書いてらっしゃったとは、知らなかった。
多いときで15匹の猫（延べにすると五百はくだらないらしい）と一緒に暮らした日々を綴った随筆。

猫が好きだった知人の葬式の時、きっとかまってもらってないだろうからと、猫に差し入れをする。
日当たりのよい藤棚、自分の座る座布団　猫が居眠り、しょうがないなと別の座布団を持ってくる。
淡々と愛情深く描く。
なんだか、いいな　と思う、日々の情景。

小説１作、童話３作も収載。
童話の一つ「スイッチョねこ」
秋の夜鳴く虫はきっと旨かろうと、思った　こねこ
はずみで腹の中にスイッチョが入ってしまった。
さあ、大変。
何をするにも「スイッチョ」うるさくて　うるさくて何もできない。
どうしましょ。
てな感じのお話。
「スイッチョ」、緑っぽいとんがった頭したものかな。

2009/10/04

時代小説で名をはせた作者は稀代の猫好きでもあったそうです。タイトルの通り猫を描いたエッセイ集（プラス童話）。どのエッセイも猫に対して愛情があふれてます。