中国人を黙らせる50の方法 の商品レビュー
自分を含めた、日本人は、あまりに世界を知らない。お隣の国々についてもそうだ。 韓国に関しては、良くも悪くも、よく情報が入るため、(もちろん偏りのない情報かどうかは別だが)まだわかりやすい。 しかし、中国はどうだろう。ただでさえ、広大な国土、人口世界一である中国。自ら知ろうとしない...
自分を含めた、日本人は、あまりに世界を知らない。お隣の国々についてもそうだ。 韓国に関しては、良くも悪くも、よく情報が入るため、(もちろん偏りのない情報かどうかは別だが)まだわかりやすい。 しかし、中国はどうだろう。ただでさえ、広大な国土、人口世界一である中国。自ら知ろうとしないで、果たしてどれだけの情報を得ることができるだろう。情報統制の行き届いた国の情報を、さらに情報偏向の国が受け取り流している状況で、どこまで中国を正しく把握しているといえるだろうか。 この本は2007年のものだ。なぜ、そんなことを言ったかと言うと、ただでさえ、常に変化し続けている世界情勢、中国は特にわからない。中国関連の情報が全て嘘ともすべて本当とも言えず、油断できない状況であるのに古い情報だけでは満足できない。個人的な考えだが、今の中国を知るのに、この本では不安だ。しかし、過去からの流れで今がある。今の中国を知る前に、それまでの中国を知ることは、必要だと思う。この本は、少なくともその参考になると思う。ただ毛嫌いして遠ざけるだけでなく、不必要に関わらないために相手を知ることが必要だと思う。
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